安里八幡宮とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介
この記事では安里八幡宮(あさとはちまんぐう)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!
安里八幡宮の御祭神やご利益は?
名称 | 安里八幡宮(あさとはちまんぐう) |
御祭神 | 応神天皇(おうじんてんのう) 玉依姫命(たまよりひめ) 神功皇后(じんぐうこうごう) |
ご利益 | 武運長久 |
安里八幡宮とはどんな神社?どんな神様?
安里八幡宮の歴史と概要
『安里八幡宮(あさとはちまんぐう)』は沖縄県那覇市に鎮座する神社です。
琉球王国において王府から特別の扱いを受けた8つの神社「琉球八社」のひとつに数えられています。ほかの琉球八社が熊野権現を祀っているなかで、ただひとつ八幡社として応神天皇系列を祀っているのが特徴です。
創建は1466年で、琉球において最初の統一王朝をつくりあげた王家「第一尚氏(だいいちしょうし)」の第七代国王・尚徳王(しょうとくおう)によって建てられました。
武勇に優れた尚徳王は、ある日戦いに出るため安里を通りかかったとき、鳥が飛び立つの見て「一矢で射落とせたら戦いに勝てますように」と天に願いをかけ、見事に一矢で落とします。
その後、軍勢を率いて那覇港から出港すると、海にふしぎな梵鐘が浮かんでおり軍船についてきます。尚徳王はこれを八幡神からの贈り物と信じて戦いに持っていき、見事勝利します。戦いのあと、王は八幡神の加護に感謝して矢が落ちたところに安里八幡宮を建立し、近くに高明山神徳寺を併設してこの鐘を掛けさせたのが安里八幡宮の始まりです。
安里八幡宮のパワースポットとしてのご利益
御祭神に武神として信仰される応神天皇を祀り、武運を祈願するお宮として親しまれてきました。勝負運の向上・必勝祈願・子孫繁栄などのご利益で知られています。
武の神様として身体の健康やスポーツの上達、合格祈願などに訪れる人も多いですよ。
安里八幡宮の見どころと参拝ポイント
国際通り近くに鎮座しているため、アクセスしやすい神社です。ほかの琉球八社と異なり、応神天皇を祀っているのが特別な参拝ポイント。後ろにマンションがそびえるなか鎮座する朱色の社殿が見どころです。
安里八幡宮のお祭りや行事
毎月旧暦9日に月次祭を執り行っています。ほかの主の行事については以下のとおりです。
- 正月三が日:授与所開設(19時頃まで)
- 6月30日:夏越の大祓神事・茅輪くぐり神事
- 10月:例祭(旧歴9月9日近くの日曜日)
- 12月31日:年越しの大祓
安里八幡宮の訪問記
琉球八社巡りの際に参拝。思ったよりも町中にあったため、細い道が多く車で訪れるのがなかなか大変でした。
マンションを背景に鎮座するこじんまりとした神社で、参拝時は人もおらずゆっくりとできました。石造りの立派な鳥居や朱い社殿が印象的でした。
訪問日時:2024/06/08
安里八幡宮のフォトギャラリー
安里八幡宮のアクセス方法・交通手段
【電車】
ゆいレール「安里駅」下車、徒歩で約8分
【車】
那覇空港から約20分
※駐車場は安里一区公民館建物沿いの入り口奥5番
安里八幡宮の基本情報
HP | 安里八幡宮の公式HP |
住所 | 〒902-0067 沖縄県那覇市安里3丁目19番14号 |
電話番号 | 098-863-8716 |
参拝時間 | – |