末吉宮(すえよしぐう)

末吉宮
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末吉宮とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介

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この記事では末吉宮(すえよしぐう)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!

末吉宮の御祭神やご利益は?

名称末吉宮(すえよしぐう)
御祭神【主祭神】
伊弉冉尊 (いざなみのみこと)
速玉男尊 (はやたまをのみこと)
事解男尊 (こよさかをのみこと)
【別鎮斎】
土祖神 (つちみおやかみ)
澳津彦命 (おくつひこのみこと)
澳津姫命 (おくつひめのみこと)
産土神 (うぶすなのかみ)
【末社】
地神
荒神
ご利益学業成就・技芸成就・縁結び・国家守護・五穀豊穣など

末吉宮とはどんな神社?どんな神様?

末吉宮の歴史と概要

『末吉宮(すえよしぐう)』は、沖縄県那覇市にある神社です。琉球八社のひとつに数えられ、首里城北にある小高い森の上に鎮座しています。

創建は琉球王国の第6代国王・尚泰久王(しょうたいきゅうおう)の時代とされ、1456年頃といわれています。王家である尚家の菩提寺として「天界寺」というお寺があり、そこの住職だった鶴翁和尚(かくおうおしょう)によって建立されました。

菩提寺:先祖代々のお墓があり、葬儀や法要をお願いするお寺のこと。

熊野【現在の和歌山県】で修行をしていた鶴翁和尚が熊野権現を故郷へ迎え、祀ったのが始まりと伝えられています。

琉球神社建築で建てられた本殿は1930年に国宝に指定されましたが、戦争が始まると激しい沖縄戦のなかで砲撃を受け爆散してしまいます。その後、1972年に残った礎石と資材をもとに社殿が復元され、1997年には本殿の補修工事と彩色復元塗装工事が行われました。

末吉宮のパワースポットとしてのご利益

末吉宮の主祭神は伊弉冉尊 (いざなみのみこと)・速玉男尊 (はやたまをのみこと)・事解男尊 (こよさかをのみこと)の三柱で、総称して「熊野三所権現」とも呼ばれています。

イザナミは安産や子授け、ハヤタマヲやコヨサカヲは厄払いや縁結びなどのご利益で知られる神様です。末吉宮では他にもいくつかの神様があわせて祀られており、さまざまなご利益が期待できますよ。

末吉宮の見どころと参拝ポイント

石造りの壁と斜面を利用して建てられた、美しい朱色の社殿が見どころ。旧本殿の創建時に琉球石灰岩で造られた石段の道は「磴道(とうどう)」と呼ばれ、県指定の文化財になっていますよ。

ちなみに、末吉宮での参拝は文化財保護のため石段の下から行うことになっています。「拝殿に上がると防犯警報がなる」との看板も立てられているので、参拝の際は注意しましょう。

また、末吉宮へのアクセスは末吉公園側からだと徒歩で40分ほどかかるようです。道も枝分かれしていてややわかりにくいとのことなので、車で訪れる方は北側の「大名参道入口」からのアクセスがおすすめです。

末吉宮のお祭りや行事

  • 授与所開設:1月1日~1月下旬まで
  • 例大祭:11月下旬

末吉宮の訪問記

琉球八社巡りの際に参拝。Googleマップに従い大名参道入口からアクセスしたので10分くらいで到着しましたが、末吉公園側からだと結構大変みたいですね…でも迷いそうになるといわれるほどの道中も気になるのでいつかはこちらからもアクセスしてみたいです。

高台の森の中にある神社という印象で、参拝時は人もおらず神秘的な雰囲気を感じました。石段や石のトンネル、朱色の社殿に沖縄らしさを感じる神社でした。

訪問日時:2024/06/08

末吉宮のフォトギャラリー

末吉宮のアクセス方法・交通手段

【電車】
・ゆいレール「儀保駅」から徒歩で約30分
・ゆいレール「市立病院前駅」から徒歩で約50分

【車】
那覇空港から「大名参道入口」まで車で約30分、そこから徒歩で約10分

末吉宮の基本情報

HP
住所〒903-0801 沖縄県那覇市首里末吉町1丁目8
電話番号098-868-3697(波上宮社務所内)
参拝時間

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