八百富神社とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介
この記事では八百富神社(やおとみじんじゃ)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!
八百富神社の御祭神やご利益は?
名称 | 八百富神社(やおとみじんじゃ) |
御祭神 | 市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト) |
ご利益 | 開運招福・安産 |
八百富神社とはどんな神社?どんな神様?
八百富神社の歴史と概要
『八百富神社(やおとみじんじゃ)』は愛知県蒲郡(がまごおり)市に鎮座する神社です。
安徳天皇の時代である養和(ようわ)元年【1181年】の創建と伝えられ、当時の三河国司だった藤原俊成(ふじわらのとしなり/しゅんぜい)が在任中に未開だったこの地の開拓に当てられた際、現在の滋賀県にある竹生島から弁財天を勧請したのが始まりとされています。
雑木林に覆われ竹がなかったこの島に竹生島の竹を2本持ってきてご神体として植えたとの記述も残っており、これが「竹島」と由来となったと伝えられています。
島には昭和7年【1932年】まで橋がなく、船で行き来をしていました。橋ができる前までは海上交通の港場であり、徳川家の歴代将軍や明治時代以降の名士の参拝・奉納が行なわれるなど、多くの崇敬を集めていました。
八百富神社のパワースポットとしてのご利益
八百富神社では、仏教における弁財天と同一視されるイチキシマヒメをお祀りしています。ここでは「竹島弁財天」とも呼ばれており、開運招福や安産の守護神として篤く信仰されています。
また、八百富神社は日本七大弁天にも数えられているパワースポットです。本殿にはお金がたまるとされる「福種銭(ふくたねせん)」があり、財布にいれたり買い物で使ったりすることで福徳を授かれるといわれています。
八百富神社の見どころと参拝ポイント
八百富神社のある竹島は島全体が神社の境内となっており、八百富神社の他に宇賀神社・大国神社・千歳神社・八大龍神社が鎮座しています。どれも長く崇敬されてきたありがたい神社なので、訪問の際はぜひあわせて参拝してみてくださいね。
また、竹島は国の天然記念物に指定されており、対岸とは異なる植生が見られるのも特徴です。参拝時は島を1周するルートを歩けるので、美しい貝殻の浜や周辺の景色にも目を向けてみてください。長さ387mの竹島橋から望む風景も見どころです。
八百富神社のお祭りや行事
- 毎月18日:月次祭
- 1月1日:歳旦祭
- 2月11日:紀元祭
- 2月23日:天長祭
- 3月18日:祈年祭
- 3月30日:大黒神社例祭
- 4月9日:宇賀神社例祭
- 5月5日:千歳神社例祭
- 7月16日:八大龍神社例祭
- 10月第3土曜・日曜日:本社例大祭
- 11月1~30日:七五三祭
- 12月18日:新嘗祭
八百富神社の訪問記
関西から実家に帰る途中で参拝。長い橋を渡って訪れるのが特別感あって楽しかったです。島自体はこじんまりとしていましたが、多くの参拝客で賑わう活気のある神社でした。
天気が曇り気味だったのは残念でしたが、島全体に神聖な雰囲気を感じられる美しい場所でした。
訪問日時:2024/10/26
八百富神社のフォトギャラリー
八百富神社のアクセス方法・交通手段
【電車】
JR東海道本線「蒲郡駅」から徒歩15分、名鉄バスで5分
【車】
東名高速道路「音羽蒲郡IC」より約15分
八百富神社の基本情報
HP | 八百富神社の公式HP |
住所 | 〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町3-15 |
電話番号 | 0533-68-3700 |
参拝時間 | 【社務所】9:00~17:00 【ご朱印】9:00~16:30 【ご祈祷受付】9:00~15:00 |