筑波山神社とはどんな神社？何の神様？ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介

この記事では筑波山神社（つくばさんじんじゃ）の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も！

筑波山神社の御祭神やご利益は？

筑波山神社とはどんな神社？どんな神様？

筑波山神社の歴史と概要

『筑波山神社（つくばさんじんじゃ）』は茨城県つくば市にある神社です。

詳しい創建についてはわかっていませんが、関東地方に人が住み始めたころから信仰されていると考えられ、西暦713年に編算された「常陸国風土記（ひたちのくにふどき）」にも記録が残っています。

筑波山神社の御神体は茨城県の南西にそびえる筑波山です。筑波山は西峰の男体山、東峰の女体山からなる双耳峰であり、筑波山神社の本殿は2つの山頂にそれぞれ鎮座しています。男体山本殿にはイザナギと同一視される筑波男大神（つくばおのおおかみ）を、女体山本殿にはイザナミと同一視される筑波女大神（つくばめのおおかみ）を祀っていますよ。

筑波山は奈良時代～平安時代にかけて中禅寺が開かれたことで神仏習合が進み、日本でも有数の修験道の道場へと発展していきました。現在の筑波山神社の主要部は山の中腹にある拝殿周辺となっていますが、この拝殿は明治8年【1875年】に中禅寺跡地に造営されたものです。

筑波山神社のパワースポットとしてのご利益

筑波山神社は男女の山に神様が鎮座することから、縁結び・夫婦円満のパワースポットとして知られています。家内安全や子授け、安産のご利益も有名ですよ。

筑波山神社の見どころと参拝ポイント

筑波山の中腹に位置する拝殿は男体山・女体山の山頂にある本殿を遥拝するために建立された場所で、神仏習合の名残を感じる荘厳な雰囲気を味わえます。

拝殿の近くには男体山山頂へ行けるケーブルカーの駅もあるので、手軽に本殿へ参拝に行けますよ。ケーブルカーから眺める周辺の景色も絶景です。山頂駅近くでは高さ約40m、幹回り7m、推定樹齢800年といわれる巨大な「紫峰杉」や、親鸞聖人が念仏を唱えて餓鬼を救済したと伝わる「立身石」なども見どころのポイントです。

筑波山神社のお祭りや行事

• 元旦祭（がんたんさい）：1月1日
  年の初めにあたり国家の繁栄や氏子崇敬者の安寧などを祈ります。
• 成人祭（せいじんさい）：1月第2月曜日
  満20歳になった男女が国や社会に対する責任を自覚し神前でその誓いをたてます。
• 年越祭（としこしさい）：2月10日・11日
  神社でお祓いを受け心身を清めた年男が福男となり、福豆とともに多くの福物を撒いて1年の厄除けや安全などを祈願します。
• 祈年祭（きねんさい）：2月17日
  穀物の豊穣を祈るとともに国家の安泰を祈願する祭りです。
• 皇霊殿遥拝式（こうれいでんようはいしき）：彼岸の中日
  皇霊殿で歴代天皇の皇霊を祀る宮中大祭です。
• 御座替祭（おざがわりさい）：4月1日・11月1日
  筑波山神社の例大祭です。
• 新嘗祭（にいなめさい）：11月23日
  収穫を神様に感謝するお祭りです。
• 大祓（おおはらい）：6月30日・12月31日
  罪や穢れを祓い清め、幸せを祈るお祭りです。
• 赤宮祭（あかみやさい）：４月最終土曜日
  筑波山神社内に鎮座する、日枝神社・春日神社の例祭です。
• 厳島神社例祭（いつくしまじんじゃれいさい）：6月15日
  筑波山神社内に鎮座する、厳島神社のお祭りです。

筑波山神社の訪問記

茨城神社巡りの際に訪問。

時間の都合で拝殿周辺しか参拝できませんでしたが、広い境内にお寺感のある楼門など見どころの多い神社でした。拝殿にある大きくて立派な鈴が印象的でした。

次回訪れることがあれば2つの本殿にも参拝に行きたいです。

訪問日時：2022/08/18

筑波山神社のフォトギャラリー

筑波山神社のアクセス方法・交通手段

【電車】
つくばエクスプレス「つくば駅」から筑波山シャトルバスで約40分

【車】
常磐自動車道「土浦北IC」より、国道125号線経由で約40分

筑波山神社の基本情報

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