鎮神社とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介
この記事では鎮神社(しずめじんじゃ)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!
鎮神社の御祭神やご利益は?
名称 | 鎮神社(しずめじんじゃ) |
御祭神 | 経津主神(フツヌシノカミ) |
ご利益 | 疫病退散 |
鎮神社とはどんな神社?どんな神様?
鎮神社の歴史と概要
『鎮神社(しずめじんじゃ)』は長野県塩尻市にある神社です。
創建は元和4年【1618年】、奈良井宿で疫病が流行った際に、これを鎮めるために千葉県の香取神宮からフツヌシを勧請し祭祀を始めたのが始まりと伝わっています。
しかし、もともとは平安時代末期の武家・中原兼遠(なかはらのかねとお)によって奈良井と木祖村を結ぶ鳥居峠に建立されていた神社が起源と考えられています。この神社は天正10年【1582年】に戦火によって焼失し、その後、戦国時代の奈良井地域の領主・奈良井義高(ならい よしたか)によって現在地に鎮神社として再建されました。
義高の館があった場所からみると裏鬼門にあたる南西に位置しており、北東の鬼門を守護する八幡神社とあわせて宿場町を守護していると考えられています。
鎮神社のパワースポットとしてのご利益
御祭神のフツヌシは剣の神様として有名で、軍神として篤く崇敬されています。鎮神社では疫病退散のために祀られており、実際にフツヌシを祀ってお祭りを開いたことで疫病が鎮まったという記録が残っています。そのため、鎮神社は特に疫病退散のご利益が有名です。
このときのお祭りは現在まで受け継がれており、毎年8月11日・12日には、氏子総出による盛大な例祭が開かれていますよ。
また、長野県は疫病退散と関わりの深い道祖神信仰が盛んな地域で、奈良井宿の集落にはいたるところに道祖神や庚申塔を見ることができます。
鎮神社のお祭りや行事
- 例年6月の第1土曜日・日曜日:奈良井宿場祭り
- 毎年8月11日・12日:例祭
鎮神社の訪問記
奈良井宿の宿場町を観光に行った際に参拝。奈良井宿ではメインにあたる神社という印象で、多くの観光客で賑わっていました。
ちょっと珍しい拝殿や本殿の配置をしていて、独特な雰囲気を感じました。手入れの行き届いた境内で、外国人を含む多くの方々がお参りしている姿が印象的でした。
訪問日時:2024/10/31
鎮神社のフォトギャラリー
鎮神社のアクセス方法・交通手段
【電車】
JR中央本線「奈良井駅」から徒歩で約20分
【車】
中央自動車道「塩尻IC」から約35分
鎮神社の基本情報
HP | – |
住所 | 〒399-6303 長野県塩尻市奈良井69 |
電話番号 | 0264-34-3160【奈良井宿観光案内所】 |
参拝時間 | – |