識名宮とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介
この記事では識名宮(しきなぐう)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!
識名宮の御祭神やご利益は?
名称 | 識名宮(しきなぐう) |
御祭神 | 伊弉冉尊(いざなみのみこと) 速玉男命(はやたまのおのみこと) 事解男命(ことさかのおのみこと) 午ぬふぁ神(ゴヌファシン) 識名女神 |
ご利益 | 病気平癒・諸願成就 |
識名宮とはどんな神社?どんな神様?
識名宮の歴史と概要
『識名宮(しきなぐう)』は、沖縄県那覇市に鎮座する神社です。
創建は1556~1572年頃で、琉球王国における第二尚氏の第5代国王・尚元王(しょうげんおう)の時代とされています。尚元王が長男の病気回復のため、不思議に光る像のある洞窟にお宮とお寺を建てて祈願したのが始まりと伝わっています。
昔は社殿が洞窟内にありましたが、湿気によって腐敗するため1680年から外へ移築されています。戦前の建物は戦災で焼失してしまいましたが、1968年に再建され2013年に新しくなりました。
近世沖縄での熊野信仰においては、末吉宮を熊野新宮、普天満宮を熊野那智、識名宮を熊野本宮に見立てて信仰しているそうです。
識名宮のパワースポットとしてのご利益
王が子供の病気平癒を願って建てたとこから、病の回復にご利益があるとされています。
また、識名宮ではイザナミ・ハヤタマノオ・コトサカノオの熊野権現や琉球神道の神様を祀っており、子授けや縁結びなどさまざまなご利益が期待できますよ。
識名宮の見どころと参拝ポイント
きれいに整えられた石畳の参道と境内、2013年に建て直された美しい社殿がみどころです。本殿の奥には創建の由来となった不思議な洞窟があり、神秘的な雰囲気を感じさせます。
洞窟への入口は鉄柵で閉じられているため基本的には参拝できませんが、毎月1日と15日の月次祭のときだけ中に入れるようです。内部は鍾乳石と木の根による独特の景観が広がっており、拝所に像が祀られていますよ。
また、識名宮は首里城と共に世界遺産に含まれている「識名園」の近くにあるため、こちらもあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
識名宮のお祭りや行事
- 1月1日 歳旦祭
- 9月15日 例大祭
- 11月15日 七五三祭
- 12月31日 除夜祭
また、毎月1日・15日に月次祭を行っています。
識名宮の訪問記
琉球八社巡りの際に訪問。きれいに整えられた境内は落ち着いた雰囲気で満たされており、気持ちよく参拝できました。
本殿奥の洞窟が気になりましたがこの日は入れなかったので、いつかは内部も参拝してみたいです。普天間宮もそうですが、沖縄は洞窟にいろいろと伝説が残っているのが興味深いです。
訪問日時:2024/06/08
識名宮のフォトギャラリー
識名宮のアクセス方法・交通手段
【電車】
ゆいレール「首里駅」から徒歩で約35分
【車】
那覇空港から約20分
※No21、No22、No23、No25、No26の5台に駐車可能
識名宮の基本情報
HP | 識名宮の公式HP |
住所 | 〒902-0071 沖縄県那覇市繁多川4丁目1-43 |
電話番号 | (098) 853-7225 |
参拝時間 | 【祈願受付】8:00~18:00 |