斎場御嶽の御祭神・ご利益は?歴史・写真・訪問記とあわせて紹介!
この記事では斎場御嶽(せーふぁうたき)の情報を紹介しています。
御祭神・ご利益・住所・歴史などを簡単に解説。筆者撮影の神社写真も載せています。
斎場御嶽の御祭神やご利益は?
名称 | 斎場御嶽(せーふぁうたき) |
御祭神 | アマミキヨ |
ご利益 | 仕事運・恋愛運・金運 |
斎場御嶽の歴史と訪問記
「斎場御嶽(せーふぁうたき)」は沖縄県・南城市にある場所で、神社ではなく「御嶽(うたき)」と呼ばれる琉球王国において聖域とされている空間です。
沖縄県には多くの御嶽がありますが、そのなかでも斎場御嶽は最も格の高い聖地でした。
ちなみに「斎場(せーふぁ)」とは「最高位」を意味する単語です。
斎場御嶽には人工的な建造物がなく、自然の樹木とそのままの岩山が神の宿る存在として拝まれています。
これは古代の信仰形式に近いもので、とてもアニミズム的な考え方ですね。
かつては男子禁制で、国王であっても女装しなければ立ち入ることはできなかったそうです。
斎場御嶽は沖縄を生んだ神・アマミキヨが作ったとされる場所で、聞得大君(きこえおおきみ:国家の最高神職、神女)が管理していました。
かつては琉球王国の国王による巡拝が行われており、この行事は今でも「東御廻り(あがりうまーい)」として受け継がれています。
御嶽内の見どころは、自然の岩が作り出した迫力ある三角岩や鍾乳石。
三角岩の手前には「シキヨダユルとアマダユルの壷」が据え置かれ、鍾乳石から滴り落ちる水が霊水として溜められています。
三角岩の先には「久高島遥拝所」が広がっています。
琉球神道においても太陽は最高神として位置づけられており、久高島は太陽が昇る方向にあることから聖地として崇められてきました。
斎場御嶽には、首里と久高島を結ぶ存在としての役割りもあったとのことです。
現在では人気の観光地として多くの人が訪れますが、この場所は沖縄の人にとっては本当に重要な聖地です。
参拝する際には騒いだりせず、神聖な気持ちで訪れるようにしましょう。
訪問日時:2016/4/27
斎場御嶽のフォトギャラリー
斎場御嶽の基本情報
公式HP | 斎場御嶽の公式HP |
住所 | 〒 901-1511 沖縄県南城市知念字久手堅地内 |
電話番号 | 098-949-1899 |
営業時間 | 【3月〜10月】9:00~18:00(最終入館17:30) 【11月〜2月】9:00~17:30(最終入館17:00) |