最上稲荷の御祭神・ご利益は?歴史・写真・訪問記とあわせて紹介!
この記事では最上稲荷(さいじょういなり)の情報を紹介しています。
御祭神・ご利益・住所・歴史などを簡単に解説。筆者撮影の神社写真も載せています。
最上稲荷の御祭神やご利益は?
名称 | 最上稲荷(さいじょういなり) |
御祭神 | 最上三神 |
ご利益 | 病気平癒・家内安全・合格成就など |
最上稲荷の概要と訪問記
概要
『最上稲荷(さいじょういなり)』は岡山県岡山市にある日蓮宗のお寺です。
正式名称を「最上稲荷山妙教寺」といい、岡山県内で唯一明治の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)による被害を逃れた場所といわれています。神社ではないのですが、神仏習合の祭祀形態を現在も残す珍しいお寺として紹介させていただきます。
最上稲荷は寺でありながら鳥居をそなえ、本殿【霊光殿】には注連縄も架けられています。神宮形式の要素がさまざまな場所で見られるのがおもしろいポイントですね。
京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷に並ぶ日本三大稲荷の一つともされ、毎年正月には多くの参拝客が訪れます。
最上稲荷は今から1200年ほど前にあたる8世紀頃、現在の地に「龍王山神宮寺」が建立されたのが始まりとされています。
当時の天皇である第46・48代の孝謙天皇と第50代の桓武天皇が病気になった際、報恩大師(ほうおんだいし)と呼ばれる立派なお坊さんがの病気回復を祈願しました。無事快復すると天皇はこれを喜び、この地に寺を建立したとのことです。
以来「龍王山神宮寺」として繁栄したものの、戦火により消失。復興の際に「稲荷山妙教寺」と名前を変え、現在の最上稲荷山妙教寺へと続いていきます。
本殿には、「最上位経王大菩薩」「八大龍王尊」「三面大黒尊天」の最上三神がお祀りされており、五穀豊穣、商売繁盛、開運など幅広いご利益があります。縁切りや縁結びでも有名ですよ。
訪問記
岡山旅行の際に訪問。日本三大稲荷として有名とのことで訪れましたが、お寺と神社のどちらの要素も感じられるおもしろいところでした。
境内を奥へ進んでいくと奥の院【奥宮】へと続く登りになっており、何も考えずに歩いていったら結構距離があって疲れました。
奥の院に向かう途中には多くの狐像と赤い鳥居があり、稲荷神社感を感じさせてくれます。
個人的にはおみくじの箱がかなり趣があっていい感じで見どころポイントでした。
訪問日時:2016/07/24
最上稲荷のフォトギャラリー
最上稲荷の基本情報
HP | 最上稲荷の公式HP |
住所 | 〒701-1331 岡山県岡山市北区高松稲荷712 |
電話番号 | 086-287-3700 |
営業時間 | 【祈祷受付開設時間】 5:30~16:30 |