大湊神社の御祭神・ご利益は?歴史・写真・訪問記とあわせて紹介!
この記事では大湊神社(おおみなとじんじゃ)の情報を紹介しています。
御祭神・ご利益・住所・歴史などを簡単に解説。筆者撮影の神社写真も載せています。
大湊神社の御祭神やご利益は?
名称 | 大湊神社(おおみなとじんじゃ) |
御祭神 | 三保大明神(みほだいみょうじん) 事代主神(コトシロヌシノカミ) 少彦名神(スクナヒコナノカミ) |
ご利益 | 航海・漁業・弓矢 |
大湊神社の概要と訪問記
概要
『大湊神社(おおみなとじんじゃ)』は福井県坂井市の雄島(おしま)に鎮座する神社です。
西暦650年からの歴史を誇る古社で、古くから航海や漁業の守り神として信仰を集めてきました。外国からこの地に攻めてくる軍船を、当時の武人が弓矢で打ち負かしたことから弓矢の神としても知られています。
それ以来、参拝祈願の人々は神前に矢の羽を奉納し、近くの港に寄る船は災難除けとして矢の羽を願い受け、海上安全を祈ってきたとのことです。1800年頃までは矢を放つ特殊神事も行われていたようですが、現在は途絶えています。
御祭神はコトシロヌシ・スクナヒコナで、全体として三保大明神(みほだいみょうじん)【三尾大明神(みおだいみょうじん)】とも呼ばれています。
三保大明神は古い時代にこの土地で力を持っていた豪族「三尾君(みおのきみ)」の祖神とも伝えられている神様です。
また、古い記録には三保大明神・コトシロヌシ・スクナヒコナと並べられて、「彦太押信命(ヒコタオシノマコトノミコト)」や「石衝別命(イシツクワケノミコト)」も御祭神名として残っています。明治45年(1912年)からは、アマテラス・イザナミ・イザナギ・応神天皇も合祀されています。
もともとあった社殿は織田信長の兵火にあって消失し、現在の社殿は1621年に福井二代藩主・松平忠直によって再建されたものとのことです。
訪問記
福井旅行の際に訪問。
もともとは「反時計回りすると死ぬ」といわれる雄島に興味があり訪れました(ただの都市伝説ですが)。
島の入口の鳥居は立派でしたが、神社自体は寂れていてなかなか趣がありました。休日とかは賑わっているようですが、自分が訪問したときは誰にも会わずシーンとしていたので結構怖かったです。
島の中の森は木が独特な形状をしていて、海岸の板状節理もきれいで見ごたえがありました。
あまり手入れされている様子はありませんでしたが、自然豊かな島にある小さくて素敵な神社でした。
訪問日時:2015/10/18
大湊神社のフォトギャラリー
大湊神社の基本情報
HP | 大湊神社の公式HP |
住所 | 〒913-0064 福井県坂井市三国町安島 |
電話番号 | 0776-81-2959 |
営業時間 | – |