沖宮とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介
この記事では沖宮(おきのぐう)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!
沖宮の御祭神やご利益は?
名称 | 沖宮(おきのぐう) |
御祭神 | 【相殿中央】 天受久女龍宮大御神(てんじゅくめりゅうぐうおおおんかみ) 天智門女龍宮大御神(あまちじょうめりゅうぐうおおおんかみ) 天受賀女龍宮大御神(てんじゅかめりゅうぐうおおおんかみ) 【相殿左】 天龍大御神(てんりゅうおおおんかみ) 天久臣乙女大御神(あめくしんおとめおおおんかみ) 【相殿右】 天芳子乙女大御神(てんぽうしおとめおおおんかみ) 天仁子乙女大御神(てんじんしおとめおおおんかみ) 天来子乙女大御神(てんらいしおとめおおおんかみ) 伊弉冊尊(いざなみのみこと) 速玉男尊(はやたまをのみこと) 事解男尊(ことさかをのみこと) |
ご利益 | 国家安穏・五穀豊穣・陸海交通安全 |
沖宮とはどんな神社?どんな神様?
沖宮の歴史と概要
『沖宮(おきのぐう)』は、沖縄県那覇市に鎮座する神社です。
創建は1451年、琉球王国における第一尚氏王統の第5代国王・尚金福王(しょうきんぷくおう)の時代とされています。
15世紀の中頃、那覇港内で不思議に輝く古木が見つかり、国王がこの地に社を建てて古木をお祀りしました。以後、国王をはじめとして一般の人々から崇敬を集め、中国往来の貿易船などの航海安全に信仰されるようになったとのことです。
創建当時は現在の那覇港の位置に鎮座していましたが、1908年の築港工事の際に安里八幡宮近くに遷座されます。そのときの本殿は国宝に指定されていましたが、沖縄戦により焼失してしまいました。その後、1961年の通堂町(とんどうちょう)への仮遷座を経て、1975年に奥武山公園内へ遷座し現在に至っています。
沖宮のパワースポットとしてのご利益
沖宮では主にアマテラスと熊野三神を祀っており、商売繁盛・航海安全・家内安全・縁結びなど諸願成就のご利益があるとされています。
沖宮では、天受久女龍宮王御神(てんじゅくめりゅうぐうおうおんかみ)・天龍大御神(てんりゅうおおおんかみ)・天久臣乙女王御神(あめくしんおとめおうおんかみ)の三柱、特に天受久女龍宮王御神がアマテラスと同一視されていますよ。
沖宮の見どころと参拝ポイント
奥武山公園内に鎮座する沖宮では、階段を登りながら以下8つの参拝箇所を巡れます。
- 本殿及び拝殿
- 住吉神社
- 八坂神社
- 祈祷殿
- 天燈山御嶽
- 水神
- 弁財天
- 権現堂
特に頂上の天燈山御嶽(てんとうざんうたき)からは那覇の町並みが見え、気持ちの良い風を感じられます。山頂には天受久女龍宮王御神の石碑などが並んでおり、「南無阿弥陀仏」の文字と年次が確認されるものは沖縄で日本年号が記された石碑として最古のものとのことです。
沖宮のお祭りや行事
公式HPを参照してください。
沖宮の訪問記
琉球八社巡りの際に参拝。モノレールから社殿が見えるためずっと気になっていた神社でした。
きれいに整備された奥武山公園内にあり、境内に入ると現代的な周りの雰囲気とは違った落ち着いた空気を感じられました。階段を登りながらたくさんの参拝スポットをまわるのが楽しかったです。
訪問日時:2024/06/08
沖宮のフォトギャラリー
沖宮のアクセス方法・交通手段
【電車】
那覇空港からゆいレール「奥武山駅」まで約10分、徒歩で神社の下の第一鳥居まで約3分
【車】
那覇空港から奥武山公園駐車場まで約10分
沖宮の基本情報
HP | 沖宮の公式HP |
住所 | 〒900-0026 沖縄県那覇市奥武山町44番地 |
電話番号 | 098-857-3293 |
参拝時間 | – |