波上宮とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介
この記事では波上宮(なみのうえぐう)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!
波上宮の御祭神やご利益は?
名称 | 波上宮(なみのうえぐう) |
御祭神 | 【主祭神】 伊弉冊尊 (イザナミノミコト) 速玉男尊 (ハヤタマヲノミコト) 事解男尊 (コトサカヲノミコト) 【相殿神】 火神(ヒヌカン) 産土大神(ウブスナオオカミ) 少彦名神 (スクナヒコナノカミ) |
ご利益 | 海上安全・豊漁・恋愛成就・厄祓い |
波上宮とはどんな神社?どんな神様?
波上宮の歴史と概要
『波上宮(なみのうえぐう)』は、沖縄県那覇市に鎮座する神社です。
詳しい創建についてはわかっていませんが、現在の波上宮がある場所は、はるか昔の人々がニライカナイの神々に豊穣や平穏を祈っていた拝所であったとされています。
その後、和歌山県から船で沖縄に渡ってきた真言宗の僧・日秀上人(にっしゅうしょうにん)がこの聖地に熊野信仰を広め、琉球王国時代には国の重要な宗教施設として王府から篤い信仰を受けていました。
1879年の王府解体以降は、明治政府によって管理されることとなります。第二次世界大戦によって被災しますが、戦後に再建され現在は観光名称としても人気のスポットになっています。
波上宮のパワースポットとしてのご利益
波上宮はもともと豊漁や豊穣など、恵まれた平穏な生活を祈る拝所としての役割を担っていました。那覇港が交易において重要な拠点だったことから、海上安全のご利益でも知られています。琉球王国時代には、王が自ら国家平安・国家繁栄を祈りに参拝するなど篤く崇敬されてきました。
日本で最初の夫婦神であるイザナミを祀っていることから、現在は縁結びのパワースポットとして有名です。
波上宮の見どころと参拝ポイント
波上宮は朱色の本殿が美しく、シーサーの狛犬や沖縄らしい赤瓦の拝殿が見どころです。断崖の上に建つ立派な姿に、荘厳な雰囲気を感じられますよ。
境内からは徒歩で波の上ビーチへ向かうことができ、市街地でありながら海を眺めてゆったりと過ごせます。ただし、神社の駐車場は参拝者用なので、ビーチを利用したいときは長時間占拠しないよう気をつけましょう。
波上宮のお祭りや行事
波上宮では例年5月に開催される「なんみん祭」が有名です。ちびっ子相撲、沖縄角力、演舞、舞踊、演奏など、さまざまなイベントが開催されますよ。
その他、以下の年中行事も行われています。
- 1月1日 歳旦祭
- 2月3日 節分祭
- 3月春分の日 春分祭
- 4月29日 昭和祭
- 5月17日 例大祭
- 6月30日 大祓
- 9月秋分の日 秋分祭
- 10月17日 神嘗祭
- 11月23日 新嘗祭
- 12月31日 大祓・除夜祭
波上宮の訪問記
沖縄旅行時に参拝。沖縄は全体的に日本というより琉球の雰囲気を感じられる場所で、神社も本土のものとは少し様子が違っている印象を受けました。
特に狛犬がシーサーになっているのがかわいかったです。沖縄の宗教建築は朱色やオレンジ色が鮮やかで、台湾とか中国味を感じるのがおもしろいですね。
訪問日時:2022/10/22
波上宮のフォトギャラリー
波上宮のアクセス方法・交通手段
- モノレール那覇空港駅から旭橋駅まで約10分→ 旭橋駅から徒歩約15分
- 那覇空港からタクシーで約10分(約1200円)
- パレットくもじ前バス停より[2][5][15][45]で西武門下車、徒歩3分
波上宮の基本情報
HP | 波上宮の公式HP |
住所 | 沖縄県那覇市若狭1-25-11 |
電話番号 | 098-868-3697 |
参拝時間 | 【授与所】9:00~16:30 |