三ツ石神社(みついしじんじゃ)

三ツ石神社
岩手全国の神社

三ツ石神社の御祭神・ご利益は?歴史・写真・訪問記とあわせて紹介!

この記事では三ツ石神社(みついしじんじゃ)の情報を紹介しています。

御祭神・ご利益・住所・歴史などを簡単に解説。筆者撮影の神社写真も載せています。

三ツ石神社の御祭神やご利益は?

名称三ツ石神社(みついしじんじゃ)
御祭神少彦名命(スクナヒコナノミコト)
ご利益増産・縁結び・病気平癒・家内安全・商売繁盛

三ツ石神社の歴史と訪問記

歴史

三ツ石神社(みついしじんじゃ)は、岩手県盛岡市にある神社です。

東顕寺(とうけんじ)の裏手にある小さな神社で、境内には注連縄が張られた3つの巨大な花崗岩が並んでいます。

この3つの岩は岩手山が噴火したときに落ちてきたもので、古くから「三ツ石様」と呼ばれ人々に信仰されてきました。

この三ツ石様には「岩手」という県名の由来になったとされる、次のような伝説が残っています。

盛岡市三ツ割の東顕寺(とうけんじ)に注連縄(しめなわ)が張られた三つの大石があります。この石は、岩手山が噴火したときにとんできた石といわれ「三ツ石様」と呼ばれて人々の信仰を集めていました。

この頃、羅刹鬼(らせつき)という鬼が里人や旅人に悪さをするので、困りはてた里人は「三ツ石さま」に「どうか悪い鬼をこらしめてください」とお願いしたところ、たちまち三ツ石の神様が羅刹鬼を三つの大石に縛りつけてしまいました。

ビックリ仰天した羅刹鬼は「もう二度と悪さはしません。二度とこの里にも姿を見せませんからどうぞお許しください」というので、三ツ石の神様は「二度と悪さをしないというシルシをたてるなら」といわれました。

そこで、羅刹鬼は三ツ石にペタンペタンと手形を押して南昌山の彼方に逃げ去ったといいます。
いまも、雨上がりの日など「鬼の手形」らしきものが石の上に見えるといいます。

出典:岩手県の公式ページ

鬼を祓うほどのパワーがあることから、邪気や病気を祓うご利益があるとされています。

三ツ石神社の御祭神は「少名彦命(すくなひこなのみこと)」という医療の神様。

健康や厄除けにご利益があるので、元気が出ない人はぜひ参拝してみてください。

また、鬼の退散を喜んだ里人たちが三ツ石のまわりを「さんささんさ」と踊ったのが、この地方で有名な「さんさ踊り」の始まりだといわれています。

訪問記

神社自体はこじんまりとしていましたが、境内の三ツ石様は迫力があり神聖なパワーを感じました。

訪問が夜間になってしまったので鬼の手形はよく確認できませんでしたが、そもそも現在では手形が見づらくなってしまっているようです。

雨の日には多少見やすくなるらしいので、鬼の手形を確認したい人は参考にしてみてください。

訪問日時:2016/03/20

三ツ石神社のフォトギャラリー

三ツ石神社の基本情報

HP三ツ石神社(岩手県観光ポータルサイト「いわての旅」)
住所〒020-0016 盛岡市名須川町2-1
電話番号019-622-2061(お問い合わせは桜山神社へ)
営業時間見学自由

岩手県の神社一覧はこちらから

全国の神社一覧はこちらから

日本の神様についてはこちらから

タイトルとURLをコピーしました