御厨人窟/神明窟の御祭神・ご利益は?歴史・写真・訪問記とあわせて紹介!
この記事では御厨人窟(みくろど)/神明窟(しんめいくつ)の情報を紹介しています。
御祭神・ご利益・住所・歴史などを簡単に解説。筆者撮影の神社写真も載せています。
御厨人窟/神明窟の御祭神やご利益は?
名称 | 御厨人窟(みくろど)/神明窟(しんめいくつ) |
御祭神 | 大国主命(オオクニヌシノミコト) 大日霊貴命(オオヒルメムチノミコト) |
ご利益 | 浄化・悟り |
御厨人窟/神明窟の歴史と訪問記
歴史
「御厨人窟(みくろど)」は、高知県室戸市室戸岬町にある弘法大師伝説の残る海蝕洞です。
隣接して「神明窟(しんめいくつ)」があります。
御厨人窟で大国主命(おおくにぬしのみこと)を、神明窟で大日霊貴命(おおひるめむちのみこと)【天照大御神の別名】を祀っています。
約1200年前の平安時代初期、青年時代の弘法大師・空海がこの洞窟で修行をし、悟りを開いたという伝説が残っています。
「空海」という法名も、洞窟の中から外を眺めた際に目にした、空と海の風景からとってきているのだとか。
御厨人窟の洞窟の奥に進むと、五所神社(ごしょじんじゃ)と呼ばれる社があります。
五所神社は、洞窟内で滴る水の音や室戸岬の波の音の素晴らしさから、環境省の「日本の音風景100選」にも選ばれています。
海蝕の進行による落石が頻繁化したため、神明窟は2012年10月より、御厨人窟は2015年11月より、それぞれ立ち入り禁止となり封鎖されたそうです。
その後、室戸市へ立ち入り再開の要望が増えたことから、それぞれの洞窟の入口に鉄製防護屋根が設置され、2019年4月末~現在は入洞可能です。
※納経所で貸し出しのヘルメットを着用
訪問記
四国弾丸旅行の際に訪問。
こじんまりとした場所でしたが、洞窟内は神聖な空気に包まれていました。
自分が訪れたときは前回の封鎖の直前だったようです。
奥にはロウソクが灯り、空海も眺めたという洞窟からの景色を楽しめました。
訪問日時:2015/05/02
御厨人窟/神明窟のフォトギャラリー
御厨人窟/神明窟の基本情報
HP | 室戸市観光協会のHP |
住所 | 高知県室戸市室戸岬町3225-2 |
電話番号 | 0887-22-3196 |
営業時間 | 【2月~11月】8:00~17:00 【12月~1月】8:00~16:30 (※落石等で見学不可の場合もあります) |