金武宮(きんぐう)

金武宮
全国の神社沖縄

金武宮とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

この記事では金武宮(きんぐう)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!

金武宮の御祭神やご利益は?

名称金武宮(きんぐう)
御祭神伊弉冉尊(いざなみのみこと)
速玉男命(はやたまのおのみこと)
事解男命(ことさかのおのみこと)
ご利益子授け・縁結び・開運 など

金武宮とはどんな神社?どんな神様?

金武宮の歴史と概要

『金武宮(きんぐう)』は、沖縄県国頭郡(くにがみぐん)金武町にある神社です。

「金武観音寺」というお寺とともに鎮座しており、他の琉球八社よりも神仏習合の形式を色濃く残しているのが特徴です。社殿は存在せず、「日秀洞(にっしゅうどう)」と呼ばれる鍾乳洞を御本体としています。

「日秀(にっしゅう)」とは和歌山県高野山で修行を積んだ「日秀上人(にっしゅうしょうにん)」のことで、彼は西方浄土を目指して和歌山から船を出し金武湾に漂着、この地に金武観音寺を建てました。また、当時は神仏習合の時代だったため、鍾乳洞内には熊野三所権現を勧請して祀ります。

それ以前の信仰については詳しくわかっていませんが、日秀上人が観音寺を建立したのは1527~1555年頃とされており、この時期を金武宮の創建と考えるのが一般的なようです。

現在の観音寺は昭和17年に再建されたもので、沖縄県内では珍しく戦災をまぬがれた貴重な木造建築として知られています。

金武宮のパワースポットとしてのご利益

日秀上人は、観音寺に観音菩薩・阿弥陀如来・薬師如来を、鍾乳洞内にイザナミ・ハヤタマノオ・コトサカノオの熊野三所権現を祀りました。

観音寺に祀られている仏様は人々を救済してくれるとされ、熊野三所権現の神様たちには子授けや縁結びのご利益を期待できますよ。

また、敷地内には推定樹齢350年を誇る巨大な「金武観音寺のフクギ」があり、力強い姿がパワースポットとして注目を集めています。

金武宮の見どころと参拝ポイント

深さ30m・全長270mの日秀洞は見どころ満載の鍾乳洞です。

階段を降りていくと熊野三所権現を祀る金武権現の祠があり、さらに下へと進むと左手側に龍神様が祀られています。立派な鍾乳洞は拝観時間内であれば自由に見学できるので、マナーを守って参拝しましょう。

金武宮の訪問記

琉球八社巡りの際に参拝。Googleマップで検索してみてもお寺の情報がメインで出ていたので当時は合っているのかよくわからなかったのですが、今回いろいろと調べてみて「こういうことだったのか」と勉強になりました。

入口から鍾乳洞を下っていった先には神秘的な雰囲気を感じました。この日は天気も良く、地下から地上を眺めたときに陽の光が入り込んでくる様子が美しかったです。

金武宮は那覇からもっとも遠い位置にある琉球八社なのでやや訪れるのが大変かもしれませんが、お時間があればぜひ訪れてほしい神社です。

訪問日時:2024/06/04

金武宮のフォトギャラリー

金武宮のアクセス方法・交通手段

【車】
那覇空港から沖縄自動車道経由で約1時間

金武宮の基本情報

HP
住所沖縄県国頭郡金武町金武222
電話番号098-968-2411
参拝時間【日秀洞拝観時間】7:00〜16:00

沖縄県の神社一覧はこちらから

全国の神社一覧はこちらから

日本の神様についてはこちら

タイトルとURLをコピーしました