貴船神社(きふねじんじゃ)

貴船神社
全国の神社京都

貴船神社の御祭神・ご利益は?歴史・写真・訪問記とあわせて紹介!

この記事では貴船神社(きふねじんじゃ)の情報を紹介しています。

御祭神・ご利益・住所・歴史などを簡単に解説。筆者撮影の神社写真も載せています。

貴船神社の御祭神やご利益は?

名称貴船神社(きふねじんじゃ)
御祭神【本宮(ほんぐう)】
高龗神(タカオカミノカミ)
【結社(ゆいのやしろ)】
磐長姫命(イワナガヒメノミコト)
【奥宮(おくみや)】
高龗神(タカオカミノカミ)
ご利益諸願成就・縁結び・運気隆昌

貴船神社の概要と訪問記

概要

『貴船神社(きふねじんじゃ)』は、京都府左京区貴船町にある神社です。

創建の年代については詳しくわかっていませんが、天武天皇の時代である西暦680年頃には、すでに社殿の造替(ぞうたい)が行われたとの記録が残っています。

貴船神社には太古の丑(うし)の年、丑の月、丑の日に天上より貴船山中の中腹に神様が降臨したとの伝説が残っており、現在でも貴船神社では丑の日を縁日としています。

また、初代天皇・神武天皇の皇母であるタマヨリヒメが大阪湾から船に乗り、淀川→鴨川→貴船川と上って、現在の奥宮に至ったとの伝説も残っています。タマヨリヒメがこの地に祠を建てたことが貴船神社の起源と伝えられています。

本宮と奥宮にはイザナギの御子神(みこがみ)である「高龗神(たかおかみのかみ)」を祀っています。

御子神(みこがみ):神社において親子関係にある神が祀られるときに、子に当たる神様のこと

タカオカミノカミは「闇龗神(くらおかみのかみ)」とも伝わり、呼び名は異なりますがどちらも水を司る龍神として知られています。

また、結宮にはコノハナサクヤヒメの姉である「磐長姫命(いわながひめのみこと)」を祀っていますよ。

歴代朝廷の信仰も篤く、雨乞い・雨止みの祈願で有名な神社でもあります。疫病が流行した際には厄除が祈願されるなど、古くから深く信仰されてきました。

現在は諸願成就や縁結びなど、さまざまなご利益で知られています。

貴船神社は「丑の刻参り」「絵馬」発祥の地としても有名

貴船神社は丑の刻参り発祥の地としても知られています。これは丑の年、丑の月、丑の日に貴船山に神様が降臨したことが由来となっています。

境内には丑の刻まいりが大衆に広く知られるようになったきっかけでもある、能楽の謡曲「鉄輪(かなわ)」についての立て看板も建てられていますよ。

また、貴船神社は絵馬発祥の地としても知られ、境内には馬の像が建てられています。

昔は晴れを願うときに白馬、雨を願うときに黒馬が奉納されており、実際の馬に代わって木の板に描いた馬を奉納するようになったのが絵馬の起源とされています。

訪問記

京都神社巡りの際に参拝。

赤い灯籠な並んだ階段を見たかったのと、丑の刻参りで有名とのことで訪れました。

早朝だったため人も少なくゆっくりとできました。小雨の降る中での参拝でしたが、とても雰囲気のあるよい神社でした。

駐車場でバックで停めようとしたらまさかのリアガラスを思いっきり木にぶつけてガラス全損したことを思い出します…丑の刻参りの跡が残っていないか探そうと思っていたのに気が動転してそれどころではなくなってしまった。

空気感がとても好きなところだったので、またぜひ時間を見つけて参拝に行きたいです。

訪問日時:2015/11/15

貴船神社のフォトギャラリー

貴船神社の基本情報

HP貴船神社の公式HP
住所〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町180
電話番号075-741-2016
営業時間【本宮 開門時間】
6:00~20:00(5/1~11/30)
6:00~18:00(12/1~4/30)
【授与所受付時間】
9:00~17:00

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