冠稲荷神社とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介
この記事では冠稲荷神社(かんむりいなりじんじゃ)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!
冠稲荷神社の御祭神やご利益は?
名称 | 冠稲荷神社(かんむりいなりじんじゃ) |
御祭神 | 宇迦御魂神(ウカノミタマノカミ)など |
ご利益 | 縁結び・子宝・安産・子育て・健康長寿 |
冠稲荷神社とはどんな神社?どんな神様?
冠稲荷神社の歴史と概要
『冠稲荷神社(かんむりいなりじんじゃ)』は群馬県太田市にある神社です。
平安時代にあたる天治2年【1125年】に、源義国(みなもとのよしくに)によって創建されたと伝わり、伏見・豊川・信田・王子・妻恋・田沼と並ぶ「日本七社」のひとつに数えられています。
承安4年【1174年】、源義経がこの神社が源氏ゆかりの社であることを知り、冠の中に勧請してきた京都伏見稲荷大社の分霊を祀りました。その後、元弘3年【1333年】に新田義貞が鎌倉幕府討伐の兵を挙げる際、この神社の神前で兜のなかに神霊の来訪を求めて戦勝を祈願したと伝えられています。このことから、いつしか冠稲荷大明神と呼ばれるようになったといわれています。
冠稲荷神社のパワースポットとしてのご利益
冠稲荷神社は、縁結び・子宝・安産・子育て・健康長寿などのご利益で知られています。特に縁結びのご利益は有名で、樹齢400年を超える「冠稲荷の木瓜(ぼけ)」と、そのそばに鎮座する「実咲社」は強力な縁結びスポットとして人気です。
また、冠稲荷神社は多くの神様が祀られていることも特徴。本殿にはウカノミタマをはじめとして複数の神様を祀っており、幣殿・聖天宮・厳島社などにも数多くの御祭神がいます。開運・厄除け・健康長寿など、さまざまな御神徳を授かれますよ。
冠稲荷神社の見どころと参拝ポイント
冠稲荷神社は「安らぎの宮の森」とも呼ばれ、古墳時代から1500年にわたり祭祀祭礼が行われてきたとされる場所です。境内は広く本殿以外にもさまざまな社が並んでいるので、ゆっくりと神聖な空気を味わいながら参拝するのがおすすめですよ。
良い縁を導いてくれる「冠稲荷の木瓜」や、高さ12mを超える迫力満点の「甲大鳥居(きのえおおとりい)」も見逃せないポイントです。
冠稲荷神社のお祭りや行事
2月~12月までの毎月15日(いいご縁の日)に、人と人や幸福・健康など、あらゆる良き縁を結ぶ「縁結び幸福祈願祭」を開催しています。その他、以下の年間行事を行っています。
- 歳旦祭(1月1日)新年の国の隆盛と参拝者の多幸を祈願。
- 七草・七福神祭(1月7日)冠稲荷七福神のお祭り。
- 成年祭(1月 成人の日)新成人の開運と厄除け祈願。
- 祈年祭(2月)国家・国民の安泰、五穀豊穣、産業発展を祈願。
- 宮の森 春の花祭り(3月中旬~4月上旬)木瓜の花にあわせて3つの祭典を開催。
- 初午大祭(3月下旬 日曜)稲荷神社最大の祭り、特別祈祷・厄除稚児行列・獅子舞奉納あり。
- 健康長寿祈願祭(4月1日)健康回復、増進、長寿の特別祈祷と舞奉納。
- 実咲祭(4月上旬 日曜)縁結び、子宝、安産、子育て祈願と巫女舞奉納。
- 宮の森 新緑祭り(4月下旬~5月中旬)新緑を楽しむ季節行事。
- 宮の森 紫陽花祭り(6月中旬~7月上旬)辰巳の山で紫陽花が見頃。
- 夏越の大祓式(6月30日)半年間の罪穢れを祓う儀式。
- 冠稲荷 祇園祭(7月下旬 日曜)スサノオらを祀り厄祓い。
- 秋のみのり週間(9月下旬~10日間)木瓜の実の熟成と金木犀の開花を祝う。
- 木瓜の実収穫祭(9月下旬または10月下旬 日曜)木瓜の恵みに感謝し、健康・縁結び祈願。
- 新嘗祭(11月23日)収穫の感謝と平安を祈願。
- 年越の大祓式(12月31日)一年の罪穢れを祓う儀式。
冠稲荷神社の訪問記
実家に帰ったときにドライブがてら参拝。鳥居が立派で迫力があり、境内も広く見ごたえのある神社でした。
鳥居がたくさんある形式の稲荷神社ではないですが、狐の置物が大量に並んでいるのが印象的でした。日本七社と呼ばれるほどの稲荷神社が群馬県にあるのを知らなかったので訪れることができてよかったです。別の日本七社もいずれは制覇したいです。
訪問日時:2023/09/03
冠稲荷神社のフォトギャラリー
冠稲荷神社のアクセス方法・交通手段
【車】
・北関東自動車道「伊勢崎IC」より車で約25分
・東武伊勢崎線「太田駅」より車で約15分
冠稲荷神社の基本情報
HP | 冠稲荷神社の公式HP |
住所 | 〒373-8580 群馬県太田市細谷町1番地 |
電話番号 | 0276-32-2500 |
参拝時間 | 【社務所】9:00~17:00 |