開成山大神宮とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介
この記事では開成山大神宮(かいせいざんだいじんぐう)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!
開成山大神宮の御祭神やご利益は?
| 名称 | 開成山大神宮(かいせいざんだいじんぐう) |
| 御祭神 | 天照大御神(アマテラスオオミカミ) 豊受大神(トヨウケノオオカミ) 神武天皇 |
| ご利益 | 開運・国家安泰・五穀豊穣・商売繁盛など |
開成山大神宮とはどんな神社?どんな神様?
開成山大神宮の歴史と概要
『開成山大神宮(かいせいざんだいじんぐう)』は、福島県郡山市に鎮座する神社です。
江戸時代以前、現在の開成山一帯は大槻原(おおつきはら)と呼ばれる広大な原野でした。二本松藩の領地であり、郡山組・大槻組・片平組によって統治されていましたが、対立や紛争が絶えない土地でした。
明治5年【1872年】、安場保和(やすば やすかず)という人物が開拓のためにこの地に赴任し、開拓担当として中條政恒(なかじょう まさつね)を登用します。中条は郡山の商人たちと協力して「開成社」を設立し開拓を進めますが、もともとの対立による住民融和が課題となっていました。
そこで中条は人々の心をひとつにするために、当時「離れ森」と呼ばれていた小高い丘を「開成山」と名付け、その山上に遥拝所を設けて祝祭日に祭りを開き、村人たちの団結を図ります。
この遥拝式は多くの人々を団結させ、2年後の明治8年【1875年】には本殿と拝殿が完成。御祭神に「天照大御神」「豊受大神」「神武天皇」を祀ることが決定しました。そして明治9年【1876年】、当時の神道・仏教に関する事務を取り扱っていた教部省からの認可がおりて創建となりました。
その後は時代とともに神楽殿や神門などが造営されていき、現在は「東北のお伊勢さま」として広く崇敬を集めています。
開成山大神宮のパワースポットとしてのご利益
開成山大神宮に祀られているアマテラスは日本における最高神で、開運・国家安泰・繁栄などあらゆることにご利益があるとされています。
豊受大神(とようけのおおかみ)は、衣食住の守護神として崇拝されている神様で、五穀豊穣や商売繁盛などのご利益で知られています。
これらの神様を祀る開成山大神宮では、生活に関する幅広いご利益が期待できますよ。
開成山大神宮の見どころと参拝ポイント
巨大な鳥居や美しい本殿・拝殿が見どころで、宝物殿では市重要指定文化財に登録されている太刀「勝光」や槍「国綱」などが展示されています。
また、郡山市のシンボルの一つともいわれる開成山公園と隣接しており、春には桜の名所として人気です。開花時期には多くの露店が並び、賑わいを見せています。
開成山大神宮のお祭りや行事
- 1月
1日 歳旦祭
7日 左義長祭 - 2月
2日 節分祭
11日 紀元祭
17日 祈年祭
23日 天長祭 - 3月
2日 初午祭
20日 春季祖霊祭 - 4月
22日 春季例大祭 - 6月15日~7月10日 講社大祭
- 9月
23日 秋季祖霊祭 - 10月
16~18日 秋季例大祭 - 11月
23日 新嘗祭 - 12月
31日 大祓、除夜祭
開成山大神宮の訪問記
福島ワーケーションの際、郡山へ友人とドライブへ行った際に訪問。
街中に現れる巨大な鳥居が迫力があり、おもわず車を停めて参拝に行きました。夕方だったので人も少なく厳かな空気のなか参拝できました。この時期は紫陽花が咲いていて、境内が彩られていたのが印象的でした。
訪問日時:2023/06/25
開成山大神宮のフォトギャラリー
開成山大神宮のアクセス方法・交通手段
【公共交通機関】
JR東北新幹線・東北本線「郡山駅」からバスで約15分→「郡山女子大前」下車で徒歩約2分
【車】
東北自動車道「郡山IC」「郡山南IC」から約15分
開成山大神宮の基本情報
| HP | 開成山大神宮の公式HP |
| 住所 | 〒963-8851 福島県郡山市開成3丁目1番38号 |
| 電話番号 | 024-932-1521 |
| 参拝時間 | 9:00~16:30 |























