石上神宮の御祭神・ご利益は?歴史・写真・訪問記とあわせて紹介!
この記事では石上神宮(いそのかみじんぐう)の情報を紹介しています。
御祭神・ご利益・住所・歴史などを簡単に解説。筆者撮影の神社写真も載せています。
石上神宮の御祭神やご利益は?
名称 | 石上神宮(いそのかみじんぐう) |
御祭神 | 布都御魂大神(フツノミタマノオオカミ) |
ご利益 | 勝運・健康長寿・病気平癒 |
石上神宮の概要と訪問記
概要
「石上神宮(いそのかみじんぐう)」は奈良県天理市にある神社で、日本最古に設立された神宮のひとつといわれています。
日本三大神宮の1つとしても知られ、飛鳥時代の軍事氏族である「物部氏(もののべうじ)」の総氏神として繁栄し、大和朝廷の武器庫としての役割も担っていたと伝えられています。
石上神宮にはもともと本殿がなく、拝殿の後方に広がる禁足地(きんそくち)を聖域としていました。
この禁足地には歴史的な神剣である「布都御魂(ふつのみたま)」など2つの神宝が埋まっていると伝えられ、明治7年(1874年)になって掘り起こしたところ、実際に勾玉と剣が見つかったというエピソードが残っています。
その後、出土した神剣を祀るために大正2年(1913年)に本殿が建てられました。
御祭神の「布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)」は、神剣・布都御魂(ふつのみたま)に宿る神様です。
神武天皇が熊野遠征で不利な状況に立たされたとき、この神剣を授かったことで勝利を収め、そのことから起死回生や勝運などのご利益があるとされています。
この神剣は建御雷神(たけみかずちのかみ)【鹿島神宮の御祭神】が、葦原中国(あしはらのなかつくに)を平定した際にも使用されたと伝わっており、健康長寿・除災招福・百事成就・病気平安など様々なご利益があります。

石上神宮にはその他にも、古代百済から献上された国宝「七支刀(しちしとう)」をはじめ、鉄盾、勾玉、管玉などの貴重な重要文化財の数多くが収蔵されています。
石上神宮は鶏を神使としており、境内に数十羽の鶏が放し飼いにされているのも特徴です。
訪問記
関西旅行の際に訪問。
時間の都合でゆっくり参拝できず、珍しい宝物を見学できなかったのが残念でした。
次回訪れることがあれば、ゆっくりと見てまわりたい神社です。
境内に放し飼いにされている鶏たちがかわいかったです。
訪問日時:2015/12/27
石上神宮のフォトギャラリー
石上神宮の基本情報
HP | 石上神宮の公式ページ |
住所 | 奈良県天理市布留町384 |
電話番号 | 0743-62-0900 |
営業時間 | 9:00~16:30 |