息栖神社とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介
この記事では息栖神社(いきすじんじゃ)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!
息栖神社の御祭神やご利益は?
名称 | 息栖神社(いきすじんじゃ) |
御祭神 | 【主神】 久那斗神(クナドノカミ) 【相殿神】 天乃鳥船神(アメノトリフネノカミ) 住吉三神(すみよしさんじん) |
ご利益 | 厄除招福・交通守護・縁結び・井戸の神様 |
息栖神社とはどんな神社?どんな神様?
息栖神社の歴史と概要
『息栖神社(いきすじんじゃ)』は茨城県神栖(かみす)市にある神社です。
茨城県鹿嶋市に鎮座する「鹿島神宮(かしまじんぐう)」、千葉県香取市に鎮座する「香取神宮(かとりじんぐう)」とともに「東国三社(とうごくさんじゃ)」と呼ばれ、古来より多くの崇敬を集めてきました。
神社として祀られるようになったのは、4世紀末~5世紀初頭にあたる応神天皇の時代と考えられています。祭神であるクナドノカミとアメノトリフネノカミが鹿島・香取の神々とともに東国へ渡り、現在の神栖市に留まったのが始まりと伝わっています。その後、大同2年【西暦807年】に、平城天皇の勅命を受けた藤原内麻呂によって現在地の息栖に遷座したと伝承されています。
江戸時代、東国三社を巡ることは「お伊勢参りの禊ぎの三社参り」と呼ばれるほど篤い信仰を集めた旅でした。関東以北の人々は伊勢神宮に参拝したのち、「下三宮巡り」と称して東国三社を参拝するのが人気のコースだったそうです。
息栖神社のパワースポットとしてのご利益
主神である「久那斗神(くなどのかみ)」は厄除招福や交通守護のご利益で知られるだけでなく、井戸の神様としても有名です。相殿神である「天乃鳥船神(あめのとりふねのかみ)」は交通守護のご利益があるとされ、住吉三神は海上守護の神徳で知られていますよ。
また、東国三社は3つの神社の位置がほぼ二等辺三角形を形成しており、3社がつくる「トライアングルゾーン」は関東最強のパワースポットとの呼び声も高いです。
息栖神社の見どころと参拝ポイント
常陸利根川(ひたちとねがわ)沿いにある「一の鳥居」の両脇には、日本三霊泉の1つに数えられる「忍潮井(おしおい)」と呼ばれる2つの井戸があります。
井戸のなかにはそれぞれ男瓶(おがめ)・女瓶(めがめ)と呼ばれる瓶(かめ)があり、女瓶の水を男性が、男瓶の水を女性が飲むと結ばれると言い伝えられています。ただし、現在忍潮井の水を直接飲むことはできません。境内の奥にある湧き水は忍潮井と同じ清水なので、お水取りをしたい方はこちらをチェックしてみてください。
息栖神社のお祭りや行事
- 元旦祭:1月1日
- 白馬祭:1月7日
- 節分祭:2月節分
- 祈年祭:3月6日
- 例大祭:4月13日
- 境内社祭:5月3日
- 大祓(みそぎ祭):6月30日
- 風祭:8月27日
- 秋祭:11月23日
- 献穀祭:12月3日
- 大祓:12月31日
息栖神社の訪問記
茨城神社巡りの際に参拝。
以前に鹿島神宮と香取神社を訪れた際にスルーしてしまっていたのをやっと訪問できました。東国三社巡りがずっと気になっていたのでスッキリです。
鹿島・香取と比べると規模は小さめですが、常陸利根川沿いの一の鳥居からまっすぐ参道が続いている様子が美しかったです。
訪問日時:2022/08/19
息栖神社のフォトギャラリー
息栖神社のアクセス方法・交通手段
【電車】
・JR総武線(成田廻り)「小見川駅」下車、タクシーで10分
・JR鹿島線「鹿島神宮駅」または「潮来駅」下車、タクシーで20分
【車】
・東関東自動車道「潮来IC」より15分
息栖神社の基本情報
HP | 息栖神社の公式ページ |
住所 | 〒314-0133 茨城県神栖市息栖2882 |
電話番号 | 0299-92-2300 |
参拝時間 | 【社務所開設】8:30~16:00 【御朱印受付】9:00~16:00 |