羊神社とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介
この記事では羊神社(ひつじじんじゃ)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!
羊神社の御祭神やご利益は?
名称 | 羊神社(ひつじじんじゃ) |
御祭神 | 天児屋根命(アメノコヤネノミコト) 多胡羊太夫(たごひつじだゆう)【藤原宗勝】 |
ご利益 | 産業守護・学業・昇進 |
羊神社とはどんな神社?どんな神様?
羊神社の歴史と概要
『羊神社(ひつじじんじゃ)』は群馬県安中市にある神社です。
御祭神として祀られる「多胡羊太夫(たごひつじだゆう)」はアメノコヤネを祖神とする伝説上の人物で、「藤原宗勝(ふじわらのむねかつ)」の名でも知られています。奈良時代の上野国【現在の群馬県】で、未(ひつじ)の年、未の日、未の刻に生まれたため羊太夫と命名されました。
羊太夫は幼少の頃から知勇に優れ、群馬と奈良の間を行き来しながら銅山の開発や養蚕など、日本産業の発展に大きく貢献したといわれています。
羊神社の創建は江戸時代の延宝年間【1673~1681年】のことで、もともと多胡郡【現在の高崎市吉井町周辺】に住んでいた羊太夫の一族が戦乱を避けて当地に移住し開拓を進める際、祖先を祀るために建立したのが始まりと伝えられています 。羊太夫の偉業は「多胡羊太夫由来記」や「多胡羊太夫実録」など、さまざまな縁起書で語り継がれています。
羊神社のパワースポットとしてのご利益
産業の発展に尽力した羊太夫の功績から、学業や昇進のご利益で知られています。
現在、羊神社は車で約5分ほどの位置にある「咲前(さきさき)神社」が管理しており、咲前神社では羊神社限定のお守りや御朱印を授かれます。
羊神社の見どころと参拝ポイント
羊神社は日本に2社しかないとされる羊ゆかりの珍しい神社です。こじんまりとした小さな神社ですが、境内にはいたるところにかわいい羊の姿が見られ、参拝者を出迎えてくれますよ。
社殿前に置かれた愛らしい羊の狛犬や、社殿横の大きな羊絵馬が見どころのポイント。年々注目度が高まっている神社で、特に未年生まれの方から人気を集めています。
羊神社のお祭りや行事
- 春祭 3月15日
- 秋祭 10月15日
羊神社の訪問記
地元群馬県にある珍しい神社ということでドライブがてら参拝へ。珍しい羊の形をした狛犬がかわいらしかったです。
全国2社のうちのもう1社は愛知県にあるとのことなので、こちらもいずれ参拝に行きたいです。
訪問日時:2024/10/29
羊神社のフォトギャラリー
羊神社のアクセス方法・交通手段
【電車】
JR信越本線「磯部駅」下車、徒歩で約30分
【車】
関越自動車道「前橋IC」または「高崎IC」から約40分
羊神社の基本情報
HP | 咲前神社の公式HP |
住所 | 群馬県安中市中野谷1751番地 |
電話番号 | 027-381-2726(咲前神社社務所) |
参拝時間 | – |