白兎神社の御祭神・ご利益は?歴史・写真・訪問記とあわせて紹介!
この記事では白兎神社(はくとじんじゃ)の情報を紹介しています。
御祭神・ご利益・住所・歴史などを簡単に解説。筆者撮影の神社写真も載せています。
白兎神社の御祭神やご利益は?
名称 | 白兎神社(はくとじんじゃ) |
御祭神 | 白兎神(ハクトカミ) 保食神(ウケモチノカミ) 豊玉比売(トヨタマヒメ) |
ご利益 | 縁結び・傷の平癒・皮膚病 |
白兎神社の概要と訪問記
概要
『白兎神社(はくとじんじゃ)』は、鳥取県鳥取市に鎮座する神社です。
創建は不明ですが、古事記や日本書記にも記されている長い歴史を持つ神社で、大兎大明神、兎の宮白兎大明神とも呼ばれています。
白兎神社と関連する神話として有名なのが「因幡の白うさぎ(いなばのしろうさぎ)」です。
神話にちなみ、「白兎神(はくとかみ、はくとしん)」は医療(特に皮膚病)の神様といわれ、傷の平癒や火傷に効果があるとされています。
また、大国主命(おおくにぬしのみこと)と因幡の八上姫(やかみひめ)との縁を結んだとして、恋愛や縁結びにもご利益があるとして有名です。
境内には白うさぎの石像がたくさん並び、社務所には白うさぎをモチーフにした絵馬やお守りがあります。
中でも五つの石が入った「結び石」が有名で、願い事を込めて鳥居や白うさぎの石像にのせると願いが叶うとされています。
因幡の白兎のあらすじ
隠岐の島から因幡【現在の鳥取県東部】の国に渡ろうとしている白いうさぎがいました。
向こう岸に渡りたかったうさぎは鮫をだまして岸を渡ることに成功しますが、降りるときに鮫をからかい、怒った鮫に皮をはがされてしまいます。
困ったうさぎは大勢の神様たちに助けを求めますが、いじわるされて余計に怪我がひどくなってしまいました。
この神様たちは美しいヤガミヒメに求婚に行く途中の神様たちで、そのなかに一柱優しい神様がいました。
この神様に助けられ、うさぎは怪我を治します。
うさぎは感謝しながら何度もお礼を言い、「あなたこそ美しいヤガミヒメと結婚するでしょう」と伝えます。
その後、ヤガミヒメへ多くの神様が求婚をしますが、ヤガミヒメは相手にしません。
しかし、うさぎを助けた優しい神様の求婚は受け入れ、2柱は結ばれることとなります。
この物語に登場する優しい神様が、出雲大社に祀られている「大国主命」です。
訪問記
妖怪にハマっていた時期に、水木しげる関連の場所を巡りたくて訪れた鳥取旅行中に訪問。
神話の舞台ということは知っていたので、参拝できてよかったです。
境内には多くのうさぎ関連のオブジェクトがあり、見ていて楽しい神社でした。
うさぎ年のうちにもう一度訪れたい神社です。
訪問日時:2016/7/25
白兎神社のフォトギャラリー
白兎神社の基本情報
HP | 白兎神社の公式ページ |
住所 | 鳥取県鳥取市白兎603 |
電話番号 | 0857-59-0047 |
営業時間 | 9:00~16:00 |