筥崎宮とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介
この記事では筥崎宮(はこざきぐう)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!
筥崎宮の御祭神やご利益は?
名称 | 筥崎宮(はこざきぐう) |
御祭神 | 応神天皇(おうじんてんのう) 神功皇后(じんぐうこうごう) 玉依姫命(タマヨリヒメノミコト) |
ご利益 | 厄除け・必勝祈願・合格祈願・商売繁盛 |
筥崎宮とはどんな神社?どんな神様?
筥崎宮の歴史と概要
『筥崎宮(はこざきぐう)』は、福岡県福岡市に鎮座する神社です。
「筥崎八幡宮」と呼ばれることもあり、大分県の「宇佐神宮」、京都府の「石清水八幡宮」と並ぶ日本三大八幡宮の1つです。また、福岡市の「住吉神社」と並ぶ筑前国(ちくぜんのくに)一之宮でもありますよ。
創建の時期については諸説ありますが、平安時代の中期である延喜21年【西暦921年】に第60代・醍醐天皇(だいごてんのう)がこの地に社殿を建立し、大分八幡宮から御神体をうつしたのが始まりとされています。
このとき醍醐天皇は神のお告げによって「敵国降伏(てきこくこうふく)」の文字を書き、この宸筆(しんぴつ)は、現在でも本宮に伝わる第一の神宝として残っています。
なお現在の楼門に掲げられている「敵国降伏」の扁額(へんがく)は、鎌倉時代に第90代・亀山天皇によって納められたものを、戦国時代の武将・大名である小早川隆景(こばやかわたかかげ)が模写・拡大したものです。
「敵国降伏」とは武力で相手を降伏させるという意味ではなく、徳の力をもって相手が自ら降伏するという真の勝利を説いた言葉を示しています。
筥崎宮の御祭神とパワースポットとしてのご利益
筥崎宮の主祭神は第15代・応神天皇(おうじんてんのう)で、応神天皇の母である神功皇后(じんぐうこうごう)と、初代・神武天皇の母であるタマヨリヒメもあわせて祀っています。
応神天皇は源氏からの信仰が篤かったことから、武家の守護神や武神として人気でした。
鎌倉時代中期の元寇の際、当時の天皇であった亀山天皇が筥崎宮で勝利を祈願し打ち勝ったことから、厄除け・勝運のご利益だけでなく、海上交通や海外防護の神様としても信仰されています。
筥崎宮の見どころと参拝ポイント
国指定重要文化財にも指定されている楼門(ろうもん)に掲げられた、巨大な「敵国降伏」の扁額が大きな見どころ。
九間社流造(きゅうけんしゃながれづくり)と呼ばれる珍しい造りをした本殿や、貫と笠木の長さが同じ「一之鳥居」もぜひチェックしておきたいポイントです。境内には、モンゴル軍の船の碇として使用されたと伝わる石も残されていますよ。
筥崎宮周辺は神社以外にも楽しめる観光スポットがたくさんあるので、ぜひ旅行ガイドも参考に福岡観光も楽しんでみてくださいね。
筥崎宮のお祭りや行事
筥崎宮では竹かごに砂を納める「春季社日祭」や、博多の三大祭りである「放生会」など年間を通じてさまざまなお祭り・行事が行われています。
詳しくは公式HPをチェックしてみてください。
筥崎宮の訪問記
福岡神社巡りの際に訪問。鳥居・参道・楼門・本殿までがまっすぐの美しい神社でした。
当時は元寇に関連が深い神社であることをまったく知らなかったため、次回訪れる機会があれば元寇関連の場所も訪れたいです。同じく筑前国一之宮である住吉神社も近くにあるみたいなので、こちらも参拝に行きたいです。
訪問日時:2016/05/03
筥崎宮のフォトギャラリー
筥崎宮のアクセス方法・交通手段
- 【車】230台が収容可能の有料駐車場あり
- 【福岡市営地下鉄】 箱崎宮前駅下車→徒歩3分(1番出口)
- 【JR鹿児島本線】 箱崎駅下車→徒歩8分
- 【西鉄バス】 箱崎下車→徒歩3分
- 【JR九州バス】 箱崎1丁目下車→徒歩2分
筥崎宮の基本情報
公式HP | 筥崎宮の公式HP |
住所 | 〒812-0053 福岡県福岡市東区箱崎1-22-1 |
電話番号 | 092-641-7431 |
参拝時間 | 【境内開閉門】 6:00~19:00 |