出羽三山神社の御祭神・ご利益は?歴史・写真・訪問記とあわせて紹介!
この記事では出羽三山神社( でわさんざんじんじゃ)の情報を紹介しています。
御祭神・ご利益・住所・歴史などを簡単に解説。筆者撮影の神社写真も載せています。
出羽三山神社の御祭神やご利益は?
名称 | 出羽三山神社( でわさんざんじんじゃ) |
御祭神 | 【羽黒山】 伊氐波神(イデハノカミ) 宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ) 【月山】 月読命(ツクヨミノミコト) 【湯殿山】 大山祇神(オオヤマツミノカミ) 大国主神(オオクニヌシノカミ) 少彦名命(スクナヒコナノミコト) |
ご利益 | 開運・招福・厄除け |
出羽三山神社の歴史と訪問記
歴史
出羽三山神社( でわさんざんじんじゃ)は、山形県鶴岡市の羽黒山山頂に鎮座する神社です。
山頂の出羽神社(いではじんじゃ)に三神合祭殿(さんじんごうさいでん)があることから、この名で呼ばれています。
三神合祭殿とは、出羽三山として知られる「月山・羽黒山・湯殿山」に祀られるそれぞれの神様を合祀した建物のことです。
この三山は、古くから山岳信仰の対象となってきた山でもあります。
国土の大半が山に覆われている日本では、古来より山は神聖なものであるという山岳信仰が伝わっていました。
この山岳信仰はアニミズム的な神道の考え方ですが、そこに日本に入ってきた仏教が組み合わさり「修験道」となります。
修験道は山の神様への自然崇拝と、仏様への偶像崇拝をあわせ持つ神仏習合的な考え方であるということですね。
明治時代の神仏分離令によって今ではお寺と神社は切り離されていることが多いですが、出羽三山は今でもこの神仏集合の名残が強く残っている珍しい場所です。
また出羽三山のそれぞれの山は羽黒山が現在、月山が過去、湯殿山が未来を表し、この三山を巡ることは死と再生を辿る「生まれ変わりの旅」を意味するとされています。
それぞれの山頂にも神社があるので、登山好きな人はこちらの参拝にも挑戦してみてください。
羽黒山の麓には国宝の五重塔があり、そこから2446段の石段を登ると出羽三山神社に到着します。
出羽三山神社の始まりは593年頃とされ、修験道の祖ともいわれる役小角(えんのおづぬ)や、真言宗の開祖・空海、天台宗の開祖・最澄などが来山し修行を積んだと伝えられています。
訪問記
ここへは羽黒山五重塔を目的に訪れました。
道を進んでいったら石段が続いていたのでなんとなく登り始めましたが、当時は2446段もあるとは知らず大変な思いをしました。
そういう意味では予期せぬ参拝になったわけですが、今となってはいい思い出です。
山頂へは車でのアクセスも可能なので、体力に自信のない方はこちらがおすすめ。
五重塔や長く続く石段はとてもよい被写体で、写真を撮るのが楽しかったです。
訪問日時:2015/12/13
出羽三山神社のフォトギャラリー
出羽三山神社の基本情報
HP | 出羽三山神社の公式ページ |
住所 | 〒997-0292 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7 |
電話番号 | 0235-62-2355 |
営業時間 | 24時間 |