淡嶋神社とはどんな神社?何の神様?ご利益・歴史・写真・見どころなどまとめて紹介
この記事では淡嶋神社(あわしまじんじゃ)の情報を紹介しています。御祭神・パワースポットとしてのご利益・観光の見どころ・住所・アクセス方法・交通手段などをまとめて解説。訪問記や管理人撮影の神社写真も!
淡嶋神社の御祭神やご利益は?
名称 | 淡嶋神社(あわしまじんじゃ) |
御祭神 | 少彦名命(スクナヒコナノミコト) 大己貴命(オオナムチノミコト) 息長足姫命(オキナガタラシヒメノミコト) |
ご利益 | 病気回復・安産・子授け・良縁 |
淡嶋神社とはどんな神社?どんな神様?
淡嶋神社の歴史と概要
『淡嶋神社(あわしまじんじゃ)』は、和歌山県和歌山市にある神社です。全国にある淡島神社・粟島神社・淡路神社などの総本社として知られています。
創建は「息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)」として知られる神功皇后の時代とされ、和歌山県内でも屈指の歴史を誇る神社です。
神功皇后が三韓出兵の帰り際に嵐にあって沈没しそうになったとき、神のお告げによって友ヶ島にたどり着き助かりました。友ヶ島にはスクナヒコナとオオナムチが祀られており、神功皇后は助かったお礼として二柱の神様にお供えをします。
その後、神功皇后の孫にあたる仁徳天皇が友ヶ島に狩りに来たとき、島では何かと不便が多いだろうと社を対岸の加太に移し、新たに社殿を建てたのが淡嶋神社の始まりとされています。
淡嶋神社のパワースポットとしてのご利益
人形供養の神社として有名で、境内には全国から奉納された2万体にも及ぶ人形が並んでいます。信楽焼の狸や招き猫、さまざまな面も並んでおり心霊スポットとして取り上げられることも多いです。例年3月3日のひな祭りには「雛流し」を行なっており、人形に願い事を書いて舟に乗せる神事を行なっていますよ。
また、御祭神のスクナヒコナは医療の神様として知られ、淡嶋神社は特に女性の病に効果があると伝わっています。病気回復・安産・子授けなどのご利益が有名です。病に悩む女性が下着を奉納する珍しい風習もあり、境内奧にある末社の格子の奥には多数の女性用下着が納められています。
淡嶋神社の見どころと参拝ポイント
境内に所狭しと並んだ人形たちは、大きな見どころポイントです。日本人形以外にも焼き物や木彫りの熊などさまざまなバリエーションがあり、見ごたえがありますよ。
また、本殿の隣には、祈願しながらくぐると願いが叶うとされる「紀文の帆柱」があります。柱に人がくぐれる穴が空いているので、参拝の際はぜひチャレンジしてみてください。
淡嶋神社のお祭りや行事
- 針祭(針供養)(2月8日)
- 雛祭(雛流し)(3月3日)
- たなばた祭(6月中旬~7月7日)
- 夏越し祭(7月31日)
- 甘酒祭(10月3日)
淡嶋神社の訪問記
年末年始和歌山旅の際に参拝。無数の人形たちが怖い神社としてずっと興味があったので、やっと訪れることができてよかったです。
境内に並んだ日本人形たちは壮観でとても見応えがありました。お正月で人も多かったので怖さはありませんでしたが、一人で夜とかにきたらめっちゃ怖いかも…
本当は友ヶ島にも行きたかったのですが、船が出ておらず訪問は叶いませんでした。とても興味深い神社だったので、また機会があれば参拝に行きたいです。
訪問日時:2023/01/04
淡嶋神社のフォトギャラリー
淡嶋神社のアクセス方法・交通手段
【電車】
南海加太線「加太駅」から徒歩で約20分。
【路線バス】
74系統「加太仲町」バス停留所から徒歩で約10分。
淡嶋神社の基本情報
HP | 淡嶋神社の公式HP |
住所 | 〒640-0103 和歌山県和歌山市加太 |
電話番号 | 073-459-0043 |
参拝時間 | 【参拝・授与所】9:00~17:00 【人形受付】9:00~16:00 |