天岩戸神社の御祭神・ご利益は?歴史・写真・訪問記とあわせて紹介!
この記事では天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)の情報を紹介しています。
御祭神・ご利益・住所・歴史などを簡単に解説。筆者撮影の神社写真も載せています。
天岩戸神社の御祭神やご利益は?
名称 | 天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ) |
御祭神 | 天照大御神(アマテラスオオミカミ) |
ご利益 | 開運・福徳 |
天岩戸神社の歴史と訪問記
歴史
天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)は宮崎県・高千穂町にある神社です。
日之影町を流れる岩戸川を挟んで東本宮と西本宮に分かれており、それぞれ「天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)」「大日孁尊(おおひるめのみこと)」を祀っています。
名前は異なりますが、これはどちらも日本の最高神である「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」のことを指しています。
天岩戸神社は、岩戸川対岸の断崖中腹にある「天岩戸(あまのいわと)」と呼ばれる岩窟跡を御神体とする古来からの信仰形式を残す神社で、この岩窟は日本神話に登場する天岩戸であると伝えられています。
神代(かみよ)の昔、空の上に高天原という神々の世界がありました。
太陽の神天照大御神(あまてらすおおみかみ)様や弟の須佐之男命(すさのをのみこと)様、その他多くの神々が暮らしていました。
須佐之男命(すさのをのみこと)様は、田んぼの畦(あぜ)を壊したり馬の皮を逆剥(さかは)ぎにしたりと、大変な暴れん坊でした。
あまりにひどいいたずらにお怒りになりました天照大御神(あまてらすおおみかみ)様は天岩戸(あまのいわと)と呼ばれる洞窟にお隠れになりました。
太陽の神様がお隠れになると世の中は、真っ暗になりました。食べ物が育たなくなったり、病気になったりと大変なことが次々と起こります。
出典:天岩戸神社の公式ページ
天岩戸神社の西本宮には、一般的な神社に欠かせない「本殿」が存在しないのが特徴です。
天岩戸を直接拝むための「天岩戸遥拝所(あまのいわとようはいじょ)」が拝殿の裏に設置され、離れたところから天岩戸を拝めるようになっています。
東本宮は岩戸川の対岸にあり、西本宮正面からあまのいわと橋を渡って徒歩5分ほどで到着します。
毎年11月には例大祭の1つである「天岩戸夜神楽三十三番大公開祭」があり、ふだんは夜中に奉納される夜神楽(神様を祀る歌や舞)を昼間に鑑賞できます。
西本宮から岩戸川沿いの遊歩道を進むと、パワースポットとしても有名な太鼓橋があります。
橋を渡って進むと「天安河原(あまのやすかわら)」と呼ばれる洞窟へ到着します。
この洞窟は天照大御神が岩戸にお籠りになった際に、八百万の神が集まり神議したと伝えられる場所です。
「願いを込めて小石を積むと願いが叶う」と伝えられており、多くの人々によって積まれた無数の石が神聖な雰囲気を漂わせています。
訪問記
「天安河原」がとある神社雑誌の表紙になっており、ずっと訪れたいなと個人的に憧れていた場所でした。
境内には神秘的な空気が流れていて、東本宮・西本宮ともに素晴らしかったです。
実際に訪れた天安河原は積み上げられた小石や中央にそびえる鳥居の迫力がすごく、洞窟内では時間を忘れて厳かな空気に浸ってしまいました。
訪問日時:2015/07/16
天岩戸神社のフォトギャラリー
天岩戸神社の基本情報
HP | 天岩戸神社の公式ページ |
住所 | 〒882-1621 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073番地1 |
電話番号 | 0982-74-8239 |
営業時間 | 社務所 8:30~17:00 |