厄年とは?男女別の年齢や過ごし方を徹底解説!厄払いにおすすめの神社も

厄年 厄除け 厄払い
コラム
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人生の節目として、誰もが迎える「厄年」。体調不良や不運に見舞われることが多くなる時期とされ、心身に注意を払うべき年だといわれています。

しかし、厄年についての詳しい知識がなく「厄年って本当に気をつけた方がいいの?」「厄払いは神社とお寺のどっちに行くべき?」など不安や疑問に思っている人も多いはず。

そこで本記事では、厄年の基本的な考え方から厄払い・厄除けの意味、参拝におすすめの寺社、厄年にしてはいけないことまでわかりやすく徹底解説します!厄年についての不安な気持ちを少しでも軽くしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

  1. そもそも「厄年」とは?何歳の期間?何が起こる?
    1. 「厄年」は災いや不運が多く降りかかるとされる年齢
    2. 厄年には「前厄・本厄・後厄」がある
    3. 厄年は数え年で数える!男女別の厄年年齢一覧
      1. 男性の厄年年齢一覧表
      2. 女性の厄年年齢一覧表
  2. 「厄払い・厄除け」とは?お祓いは神社とお寺どっちがいい?
    1. 神社における厄払いは「お祓い」によって行われる
    2. お寺における厄除けは「護摩祈願」が一般的
  3. 厄払い・厄除けに行く時期はいつがいい?ベストタイミングは?
  4. 厄払い・厄除けの作法とマナーは?服装や料金の相場も
    1. 厄払い・厄除けの流れと作法
    2. 初穂料・祈祷料の目安は5,000円〜10,000円程度
    3. 厄払いや厄除けを受けるときの注意点と服装マナー
  5. 厄年に訪れたい!厄払い・厄除けで有名な全国の寺社10選
    1. 【和歌山県】丹生都比売神社:強い魔除けの力を持つ「丹」を司る神様
    2. 【京都府】石清水八幡宮:全国屈指の厄除け参りの神社
    3. 【京都府】晴明神社:多くの災厄を祓った安倍晴明を祀る神社
    4. 【東京都】小網神社:強運厄除けの神様として話題
    5. 【岡山県】由加山・由加神社本宮:厄除けの総本山
    6. 【兵庫県】門戸厄神・東光寺:西日本の厄除け寺院として大人気
    7. 【埼玉県】埼玉厄除け開運大師・龍泉寺:日本の厄除け開運本山として有名
    8. 【広島県】宮島弥山 大本山・大聖院:中国地方随一の厄除け寺院
    9. 【神奈川県】川崎大師・平間寺:全国的に有名な厄除け大師
    10. 【栃木県】佐野厄除け大師・惣宗寺:角大師の強力な厄除けパワーで知られる
  6. 厄年の過ごし方は?やってはいけないことはある?
  7. 厄年は神社・お寺で厄払いや厄除けを受けよう

そもそも「厄年」とは?何歳の期間?何が起こる?

まずは「厄年」がどんなものなのかや、厄年にあたる年齢はいつなのかについて詳しく見ていきましょう。

「厄年」は災いや不運が多く降りかかるとされる年齢

『厄年(やくどし)』とは、災いや不運が訪れやすいとされる人生の節目の年齢のことをいいます。詳しい由来については諸説ありますが、古代中国の陰陽道に由来する考え方であるとされ、日本では少なくとも平安時代から親しまれている風習です。

陰陽道:天文学や暦の知識を駆使して、物事全般の吉凶を占う技術・学問。

厄年は体調や環境の大きな変化が起きやすい年といわれており、厄年にあたる人は災いを避けるため神社やお寺で「厄払い」「厄除け」の祈願をする風習があります。この習慣は現代まで続いており、今でもたくさんの人々が人生の節目として厄年を意識し、無事を願って寺社へ参拝へ訪れます。

厄年には「前厄・本厄・後厄」がある

厄年は1年間だけでなく、「前厄(まえやく)・本厄(ほんやく)・後厄(あとやく)」を含めた3年間のことをいいます。

・前厄:少しずつ厄の影響が出始める時期
・本厄:もっとも災いや災難に遭いやすい時期
・後厄:厄の影響は薄れてくるが、気を抜かずに注意して過ごす時期

本厄を中心として前後の年にも災いが起こると考えられているため、合計3年間を通して厄除け祈願をする人が多いですよ。

厄年は数え年で数える!男女別の厄年年齢一覧

厄年は男女で年齢が異なります。詳しくは以下の一覧表の通りで、年齢は数え年で数えるのが習わしです。

数え年:生まれた年を1歳として、新年のたびに1歳を加えて数える年齢のこと。たとえば2000年10月に生まれた人は、2000年12月31日まで1歳、2001年1月1日には2歳と数えます。

なかでも男性の42歳、女性の33歳は「大厄」と呼ばれ、災厄がもっとも多く注意が必要な年とされています。大きな神社やお寺には厄年年齢早見表が掲示されていることも多いので、参拝の際はぜひチェックしてみてください。

男性の厄年年齢一覧表

前厄本厄後厄
24歳25歳26歳
41歳42歳 ※大厄43歳
60歳61歳62歳

女性の厄年年齢一覧表

前厄本厄後厄
18歳19歳20歳
32歳33歳34歳
36歳37歳 ※大厄38歳
60歳61歳62歳

「厄払い・厄除け」とは?お祓いは神社とお寺どっちがいい?

厄年を迎えた人は、悪いことが起こらないように「厄払い」や「厄除け」といったお祓いをお願いします。

・厄払い:すでに自分の身に付いてしまった厄を祓う儀式。主に神社で行われる。
・厄除け:災厄が寄ってこないように、祈祷や祈願を受けること。お寺で行うのが一般的。

厄払いが「悪いものを追い払う」という事後の祈祷であるのに対し、厄除けは「悪いものが寄ってこないように防御する」という事前対策の意味合いが強いです。とはいえ両者に大きな違いはなく、神社とお寺のどちらでお祓いを受けてもご利益に違いはありません。親しみのある方や、評判のよい寺社などで選んでOKです。

また、厄払いや厄除けは『厄落とし』と呼ばれることもありますが、厄落としには「自ら災厄を作り出すことで、それ以上自分に良くないことが起こらないようにする」という意味もあります。

厄落としの方法としては「普段から身につけているものをわざと落とす」「家族や親戚に食事を振るまう」「高いところからお菓子やお餅をばらまく」などが知られ、地域によってさまざまな風習が残っています。

神社における厄払いは「お祓い」によって行われる

神社での厄払いは「お祓い」によって行われ、神様に願いを伝えて厄や災いを祓います。

社殿に上がって神職に祝詞を読んでもらい、大麻(おおぬさ)で参列者をお祓いをして清め、最後に玉串を神前にお供えするという流れが一般的です。

大麻(おおぬさ):お祓いの際に用いられる木綿や麻のこと。

お寺における厄除けは「護摩祈願」が一般的

お寺での厄除けは、「護摩祈願(ごまきがん)」によって行われるのが一般的です。護摩祈願の「護摩」はサンスクリット語の「homa(ホーマ)」に由来するとされ、「火にくべて燃やす」という意味があります。

護摩祈願では僧侶が薪を焚き、炎の中に仏様をお招きします。そのあと炎の中へ供物を捧げることで仏様に願いを聞き入れてもらい、同時に護摩の「聖なる炎」によって厄や災いを祓います。

厄払い・厄除けに行く時期はいつがいい?ベストタイミングは?

厄払いや厄除けに行く時期としてもっともメジャーなのは、年が明けた1月~節分にあたる2月初旬くらいまでの期間です。厄年は数え年を基準として元旦から始まるため、厄払いは初詣と一緒に済ませるのがおすすめですよ。

とはいえ、ほとんどの寺社では基本的に1年中厄払い・厄除けの受付をしているので、体調やスケジュールを考慮して都合がよいタイミングでお願いしても問題ありません。厄年以外の個人的な節目や、不調が続くときに受ける人も多いですよ。

厄払い・厄除けの作法とマナーは?服装や料金の相場も

神社やお寺で厄払い・厄除けを受けるときの基本的な作法やマナーについて見ていきましょう。初めて受ける人が気になりがちな、服装や料金相場についても解説します。

厄払い・厄除けの流れと作法

厄払い・厄除けをお願いしたいときは、寺社の受付へ行って氏名・年齢・祈願内容などを記入しましょう。常時受付可能で当日にお願いできる寺社もあれば、予約をしないと祈祷を受けられないところもあるので、事前に確認しておくのがベターです。

申込後は指示に従い、祈祷を受けます。儀式が終わるとお札を授与されるので、家の神棚や仏壇に1年間お祀りしましょう。神棚や仏壇がない場合は、部屋の棚や机の上など、少し高い場所に置くのがよいとされています。

1年経ったら感謝の気持ちを込めて寺社へお札を返し、お礼参りをするのを忘れないでくださいね。

初穂料・祈祷料の目安は5,000円〜10,000円程度

厄払いや厄除けで納めるお金は5,000円〜10,000円程度が一般的です。もし「お気持ちで」と言われた場合は、5,000円を目安に納めれば問題ありません。

神社の厄払いで納めるお金は「初穂料(はつほりょう)」、お寺の厄除けで納めるお金は「祈祷料」「お布施」と呼ばれます。神社においては似たものに「玉串料(たまぐしりょう)」がありますが、初穂料とは以下のような違いがあります。

・初穂料:慶事にのみ使用可能。ご祈祷のほか、お守りやお札を受けるときにも使う。
・玉串料:慶事のほか、弔事にも使う。お守りやお札を受ける際には使用しない。

渡し方は直接現金で支払うこともできますが、できればのし袋に入れて渡すのがベターです。神社の場合はのし袋の表に「御初穂料」、お寺の場合は「御祈祷料」または「お布施」と記載して渡しましょう。中袋があれば、その表面に金額、裏面に名前と住所を記入します。

厄払いや厄除けを受けるときの注意点と服装マナー

厄払い・厄除けを受ける際の服装については、特に決まりのない寺社がほとんどです。ただし、神様や仏様に失礼がないよう、過度な露出や派手な服装は避けるのが無難です。

男性であれば黒やグレー系など暗めの色を基調としたスーツやジャケット、女性の場合はスーツでなくとも落ち着いた色合いのスカートやパンツ、ワンピースなどが望ましいとされています。また、祈祷を受ける際には社殿に上がることも多いので、素足ではなく靴下やストッキングを着用しておきましょう。

一部の神社や寺院では服装が指定されている場合もあるので、事前に電話やホームページで確認しておくと安心です。

厄年に訪れたい!厄払い・厄除けで有名な全国の寺社10選

ここでは厄払いや厄除けのご利益で有名な全国の神社・お寺を5選ずつご紹介します。実際に祈祷をお願いしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

【和歌山県】丹生都比売神社:強い魔除けの力を持つ「丹」を司る神様

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『丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)』は和歌山県伊都郡かつらぎ町に鎮座する神社です。「日本三大厄神」のひとつに数えられ、厄除けの神様として篤く信仰されています。

御祭神のニウツヒメは辰砂(しんしゃ)から採取される赤い顔料「丹(たん)」を司る神様として有名で、丹は古来より強い魔除けの力を持つと信じられてきました。神徳により災いを除ける「厄除守」が人気です。

丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)
御祭神丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ) など
特徴「日本三大厄神」のひとつ
住所〒649-7141 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230

【京都府】石清水八幡宮:全国屈指の厄除け参りの神社

石清水八幡宮

『石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)』は京都府八幡市に鎮座する神社です。

全国屈指の厄除け参りの神社として古くから篤い信仰を受けており、一般的な前厄・本厄・後厄以外に、九星方位による「八方除け」や「方除け」などの厄除祈願も受けています。

特に八幡大神・応神天皇の霊力の象徴である「八幡御神矢(はちまんごしんや)」を手に持ち祈祷を受けることで、邪気が祓われ運が開かれるとされています。

石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)
御祭神応神天皇(おうじんてんのう) など
特徴全国屈指の厄除け神社として有名
住所〒614-8005 京都府八幡市八幡高坊30

【京都府】晴明神社:多くの災厄を祓った安倍晴明を祀る神社

晴明神社

『晴明神社(せいめいじんじゃ)』は京都府上京区に鎮座する神社です。

有名な陰陽師・安倍晴明を祀っており、晴明が平安時代に多くの災厄を祓ったことにちなみ、魔除けや厄除け祈願のご利益で知られています。

晴明神社では御祈願の受付が予約制となっているため、厄除け祈願をお願いしたい人は公式HPより申し込んでみてください。1週間前から受け付けてもらえますよ。

晴明神社(せいめいじんじゃ)
御祭神安倍晴明(あべのせいめい)
特徴多くの災厄を祓った陰陽師・安倍晴明を祀る神社
住所〒602-8222 京都市上京区晴明町806

【東京都】小網神社:強運厄除けの神様として話題

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『小網神社(こあみじんじゃ)』は東京都中央区に鎮座する神社です。

この神社のお守りを受けた兵士が第二次世界大戦において戦地から生還したことや、東京大空襲の際に境内の建物が奇跡的に戦災を免れたことなどから、強運厄除けの神様として知られています。

小網神社での厄払い「強運厄除祈願」は個人祈祷のみの受付となっているので、家族で厄除け祈願を受けたい人は「家内安全祈願」をお願いしてみてくださいね。

小網神社(こあみじんじゃ)
御祭神倉稲魂神(うがのみたまのかみ)など
特徴強運厄除けの神様として話題
住所〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町16-23

【岡山県】由加山・由加神社本宮:厄除けの総本山

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『由加山・由加神社本宮(ゆがさん・ゆがじんじゃほんぐう)』は岡山県倉敷市に鎮座する神社です。厄除けの総本山として知られる神社で、巨石を御神体とする磐座信仰に始まり、神仏混淆(しんぶつこんこう)の歴史を辿ってきました。

神仏混淆:神道と仏教の融合・調和を意味する言葉。

御祭神の神直日神(かむなおひのかみ)は穢れを祓い禍(まが)を直す神様とされており、厄除けにご利益があるといわれています。

由加神社(ゆがじんじゃ)
御祭神手置帆負命 ・ 彦狭知命 ・ 神直日命など
特徴厄除けの総本山として知られる神社
住所〒711-0901  岡山県倉敷市児島由加2852

【兵庫県】門戸厄神・東光寺:西日本の厄除け寺院として大人気

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『門戸厄神・東光寺(もんどやくじん・とうこうじ)』は、兵庫県西宮市にあるお寺です。

「西日本の厄除けといえばここ!」といわれるほど厄除けのご利益が有名なお寺で、大阪や兵庫を中心に関西地方のさまざまな人がお参りに訪れます。

「日本三大厄除け開運大師」のひとつで、あらゆる災厄を打ち払うとされる厄神明王を祀っています。厄除けは当日受付可能で参拝マナーも丁寧に案内されているため、初めて祈祷を受ける人にもおすすめですよ。

門戸厄神・東光寺(もんどやくじん・とうこうじ)
特徴あらゆる災厄を打ち払うとされる厄神明王を祀るお寺
住所〒662-0828 兵庫県西宮市門戸西町2-26

【埼玉県】埼玉厄除け開運大師・龍泉寺:日本の厄除け開運本山として有名

『埼玉厄除け開運大師・龍泉寺(りゅうせんじ)』は、1200年の歴史を持つ由緒あるお寺です。

「日本三大厄除け開運大師」の1つに数えられ、日本の厄除け開運本山としても有名。黄金に輝く秘仏本尊「厄除け金色大師」と「開運金色大師」の2体の大師像を同時に祀り、厄除けと開運のご利益を一緒にいただけるのが特徴です。

埼玉厄除け開運大師・龍泉寺(りゅうせんじ)
特徴2体の大師像を同時に祀り、厄除けと開運のご利益を一緒にいただける
住所〒360-0843 埼玉県熊谷市三ケ尻3712

【広島県】宮島弥山 大本山・大聖院:中国地方随一の厄除け寺院

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『宮島弥山 大本山・大聖院(みやじまみせん だいほんざん・だいしょういん)』は、広島県廿日市(はつかいち)市の宮島にあるお寺です。

1200年以上の歴史を誇り、宮島で最古の寺院としても知られています。「日本三大厄除け開運大師」のひとつに数えられ、多くの仏様を祀っています。

特に弥山の守護神である「三鬼大権現(さんきだいごんげん)」のご利益は中国地方随一とされ、厄除け・開運・方位除けなどを中心に多くの人々が祈願に訪れています。

宮島弥山 大本山・大聖院(みやじまみせん だいほんざん・だいしょういん)
特徴弥山の守護神である三鬼大権現のご利益が強力
住所〒739-0592 広島県廿日市市宮島町210

【神奈川県】川崎大師・平間寺:全国的に有名な厄除け大師

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『川崎大師・平間寺(かわさきだいし・へいけんじ)』は神奈川県川崎市にあるお寺です。「厄除けのお大師さま」として全国的に親しまれており、関東地方を中心に多くの参拝者が訪れます。

平間寺は、平安時代末期に「平間兼乗(ひらまかねのり)」という漁師が立てた小さなお堂が始まりと伝わっています。兼乗が42歳厄年のとき、夢のお告げに従って海中から引き揚げた像をお祀りして供養したところ厄が取り除かれたことから、「厄除けのお大師さま」として信仰されるようになりました。

平間寺では、予約の必要なしに護摩祈祷を受けられますよ。

川崎大師・平間寺(かわさきだいし・へいけんじ)
特徴「厄除けのお大師さま」として全国的に有名
住所〒210-8521 神奈川県川崎市川崎区大師町4-48

【栃木県】佐野厄除け大師・惣宗寺:角大師の強力な厄除けパワーで知られる

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『佐野厄除け大師・惣宗寺(そうしゅうじ) 』は、栃木県佐野市にあるお寺です。

「関東の三大師」のひとつとして名高い寺社で、お正月には毎年多くの参拝者でにぎわいます。「佐野厄除け大師」の通称で知られ、厄除け祈願の専門寺院として多大な信頼を集めています。

鬼の姿で疫病を滅する「角大師(つのだいし)」としても有名な「元三大師・良源(がんざんだいし・りょうげん)」を安置し、厄除けや方位除けの祈願を続けています。

佐野厄除け大師・惣宗寺(そうしゅうじ)
特徴角大師のご利益が強力
住所〒327-8555 栃木県佐野市春日岡山2233

厄年の過ごし方は?やってはいけないことはある?

現代において厄年は、「立ち止まって自分を見直すチャンス」として受け取るのがよいとされています。特に男性42歳・女性37歳の本厄に当たる年は、年齢的にも心身の不調が出やすい時期です。日頃の習慣を整えて、食生活の見直しや十分な睡眠、ストレスをため込まない過ごし方を心がけましょう。

また、厄年は「慎重に行動すべき節目の年」と考えられており、古くから引っ越し・新築・結婚・転職・新しいチャレンジなど、人生の転機となる決断はできるだけ避けたほうがよいといわれています。

厄年は体調が環境の影響を受けやすい時期であるため、新しいことに関わるときは厄払いや厄除けを受け、普段より丁寧にものごとを進めるのがおすすめですよ。

厄年は神社・お寺で厄払いや厄除けを受けよう

厄年は「災いが起こりやすい年」として古くから意識されてきましたが、正しく知識を持ち、厄払いや厄除けを通じて心を整えることで、前向きに乗り越えることができます。

神社・お寺での祈願は、自分自身の節目を大切にする良い機会でもあります。「何か不安だな」と感じたら、無理をせず静かに過ごすことを心がけてみてください。この記事が、あなたの厄年を穏やかに過ごすための一助となれば幸いです。

この記事を書いた人
Tomo

「神社メディア・アニミズム」管理人。Webディレクター、Webライター、写真家として活動中。
神社巡りと世界遺産巡りのために47都道府県を制覇した後、世界の文化を見に60ヶ国以上を旅しました。
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